理由 24 ページ28
ノッビアは一人、ニーノ王国をさまよっていた。
マーモンとバイパーは、Aのあとを追うように、この世を去った。
そのままの小汚い格好をしていたからなのか、ど例(字が嫌いなので、伏せさせていただきます。何かは察してください)商人に捕まりそうになり、近くにあった馬車に逃げ込んだ。
その馬車は、とあるお金持ちの馬車だった。
「貴様！なぜワタクチの馬車に乗っているのですか！？」
「…」
ノッビアは無言で、ソイツをじっと見つめた。
その態度に腹が立ったのか、ソイツは、ノッビアの頭をつかみこう言った。
「コイツをワタクチのど例にするのです！」
面倒なので、ノッビアは有幻覚で札束をいくつか出した。
すると、腹を返したように、札束を受け取り、"こ、今回はこれで許してやるのです！"と言いながら去っていった。
ノッビアは思った。
(人は金で買えるのか？)
と。
確かに、人は金で動く。
ノッビアは今、それを知ってしまった。
(だから、手術代としてあんな高い額請求されるんだ)
すべてに絶望した瞬間だった。
そんな世界が嫌だから、ノッビアはあの図書館に行き、暗殺者について調べた。
有幻覚についても、幻覚についても調べた。
そして、一年後、彼は有名な暗殺者になっていた。
(僕が、この世界のことが嫌いになった日だったよ)
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MAKOTO@低浮上(プロフ) - 闇の道化師さん» ありがとうございます！そう言っていたただきありがとうございます！頑張ります！ (2017年3月8日 0時) (
レス) id: b20568eb49 (このIDを非表示/違反報告)
闇の道化師 - とってもいい話でした。理由シリーズの雲雀の方も読みました！これからも頑張ってください♪ (2017年3月7日 23時) (レス) id: a4c5ed2f5a (このIDを非表示/違反報告)
MAKOTO@低浮上(プロフ) - ﾍﾟﾝﾈｸﾞﾗﾀﾝさん» 正直、男でも女でも書けたのですが、男だと書きやすいので、男にさせていただきました。面白いと言っていただき、ありがとうございます！ (2016年10月16日 21時) (レス) id: 72d8bdffe2 (このIDを非表示/違反報告)
ﾍﾟﾝﾈｸﾞﾗﾀﾝ(プロフ) - 面白かったです。
マーモンって性別どっちなのか明言されていないので女の子? とか思ってましたが、男の子……いいですね! (2016年10月16日 20時) (携帯から) (レス) id: 04ea405d06 (このIDを非表示/違反報告)
MAKOTO@骨折♪←(プロフ) - レイナさん» ありがとうございます〜 (2016年6月23日 17時) (レス) id: b20568eb49 (このIDを非表示/違反報告)
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