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鉄虎side 2 ページ19
グラウンドに集まった瞬間、チャイムが鳴ったっス…!ギリギリセーフっス!
｢ギリギリ間に合ったっス!｣
｢そうだね…はぁ…鬱だ…｣
まだ翠くんは溜息ついてるっス…。
｢げ、元気出すっスよ!きっと見つかるっス…!｣
俺は翠くんを慰めたっスけど…翠くんはまだ元気がなさそうっス…。
どうやったら翠くんが元気になるか、考えていると誰かに話しかけられたっス…!
｢鉄虎?高峯、なんか元気なさそうだけど…何かあったのか…?｣
｢友也くん…!実は…｣
俺は友也くんに今さっきまでの出来事を話したっス…!
｢なるほど…高峯のキーホルダーが無くなったんだな…?｣
｢そうっス!｣
｢それで元気がない訳か…｣
あはは、と友也くんは苦笑いしたっス。
｢良かったら俺も手伝うよ｣
｢ほんとっスか!?｣
｢2人で探すよりも、3人で探した方が早く見つかるだろ?｣
｢まじ感謝っス!｣
俺は目を輝かせて友也くんの両手を握り精一杯のお礼を言ったっス!
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作者名：明日香 | 作成日時：2018年9月21日 6時
