【ツイステ】うざ【男主】

け ページ15

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「おっ、A、遊びに来たのか！？」

『ううん。君の下僕になったんだよ』




カリムくんは「え？」と笑顔のまま首を傾げた。

ごめんよカリムくん。俺だって同い年のそれに大して仲良くもない君の下僕になんてなりたくなかったさ。




「俺の仕事を手伝ってくれると言ってくれたんだ」




このジャミル・悪魔・バイパーに命令されたからだ。

こいつにモストロラウンジを辞めたことを伝えた俺が馬鹿だった。こいつはそれに目をつけて、俺に仕事を押し付けてきたのだ。

おかげで今まで働いていた時間の勤務内容がこれからはカリムくんのお世話に変更してしまった。


あー、本当に俺ってついてない。絶対神に嫌われてるだろ。まあ神なんか見た事も無い空想上の人物を信じてないけど。




「良かったな！ジャミルの手伝い、俺もしてやりたいけど俺じゃいつも失敗ばっかりでなぁ。でも、Aならジャミルの友達だし何でもこなせるもんな！これからよろしく頼むぜ！！」

『いや別に特技もろくに無いけど……まあ、よろしく』




あー、眩しい。眩しすぎて目が乾涸びそう。監督生と同じオーラだ。なんかほわほわしているというかキラキラしているというか。
例えるなら、そう、太陽。俺とは真逆だ。


中学の俺のあだ名は「陰険マシーン」

当時の俺は、誰彼構わず本心を伝えていた為ひねくれてることからそう呼ばれた。今は流石にある程度心の中に留めている方である。




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