【ツイステ】うざ【男主】

か ページ2

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「ねぇねぇ、小エビちゃんと俺って付き合って1ヶ月なんだって」

『だから何？また惚気？1人で勝手に盛り上がれよ』

「えー、1人は嫌じゃね？あっ、童貞でいつも部屋で1人で盛り上がってるサメちゃんは1人はお得意だから俺の気持ちは分かんないよねぇ」

『死ね！！』




俺が彼に中指を立てると、まるで積み木が出来た赤ん坊のように歯を見せて笑う彼。
あー、マジでウザい。




「それでさぁ、小エビちゃんがオンボロ寮でデートしよって。プレゼント交換しよって言ってきた」

『まだ話すのかよ。勝手にデートでもして戯れていればいいんじゃない』

「それでさぁ、サメちゃんにプレゼント選んでもらいたくて」




俺の話すことは無視か。

てか、何で俺が海老のプレゼント選んでやんなきゃいけないの？一番不適切じゃん。
前に外で遊んだ時センスないって俺の服笑ったのはどこの誰だか。




『あんたに選んで欲しいんだろ』

「俺はサメちゃんに選んで欲しい」

『は？意味分かんない』




俺は世界一選んでやりたくない。

海老も可哀想に。こんな野郎に惚れて。他人にプレゼント選ばせる野郎だぞ？しかもその他人はこいつが好きなの。馬鹿みたい。


まあいいや。どうせなら海老が嫌がるようなプレゼント選んでやろう。




『これ』




スマホで適当に調べたら出てきた物に人差し指を向けた。
明らかに誰も要らないようなタコ型の風船。

まあ風船とか案外監督生は好きかもね。

俺には風船なんて空気の入った物なんか渡されても意味無いけど監督生みたいな脳内お花畑の人にとってはかわいー浮いてるーとか思うんじゃない？




「へぇ、意外」

『可愛いじゃん。たこ』

「ウツボの方が可愛くない？」

『鏡見ろ』




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