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マネージャーに電話して次の現場へ向かう。
COCOさんと話はついた。
それなのに、気分はものすごく落ち込んでいた。
頭を整理し、なにがそうさせているのか考えていた。
そろそろ切り替えなきゃ。次の仕事だ。
仕事を終え、マネージャーに京本の家まで送ってもらう中、慎太郎に電話をかける。
「はいはい、北斗？お疲れー。」
いつもの調子で出る慎太郎に、言葉をぶつける。
「俺って慎太郎の何？なんでなにも言ってくれなかったの？」
「…え？」
「COCOさんのこと、多分解決した。写真全部消してもらった。俺が知らない写真もあった。」
「ちょっと待って、ちゃんと話そう？今帰り？」
「ずっと話そうとしなかったのはそっちじゃんか！」
「ごめん、北斗、とりあえず今からきょもんち行くから。」
「来なくていい。今回俺が京本の家に居候してから一回も来たことなんかないじゃん。来ないで！」
一方的に通話を切る。
感情的になってしまったことに後悔する。
落ち着いて話したかったのに。
重い足取りで暗い部屋に帰り、京本に連絡した。
慎太郎がもし来ても家に入れないように、と。
ご飯を食べる気にもなれず、お風呂に入る。
なにも考えたくなくて頭を空っぽにし、シャワーで全てを流す。
洗面所でパジャマを着たり保湿したりしていると、リビングから話し声がかすかに聞こえる。
京本帰ってきたんだ。誰かと電話してる？
…違う、慎太郎の声もする。
家に入れないでって頼んだのに。
ドライヤーまで全て済ませてから自室へ向かうが、リビングを経由しなければならない。
深呼吸をしてからリビングへ踏み入れる。
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りんご(プロフ) - けーた。さん» ありがとうございます！寂しいと言っていただけて嬉しいです。私も緑×黒は好きなペアなので、また書けたらいいなと思ってます。 (2022年2月25日 19時) (
レス) id: eaa5a5859a (このIDを非表示/違反報告)
けーた。(プロフ) - 前作からこちらのお話本当に好きで楽しみに読ませて頂いてました。完結は寂しいですが…最後まで書いて下さりありがとうございました。新作の方も楽しみです。また緑くんとのお話も見れたら嬉しいです^^ (2022年2月25日 8時) (レス) id: 857c9b8bce (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りんご | 作成日時：2021年12月4日 20時
