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〜〜〜 ページ4

布かけに包まれてる暖かさを感じた。

ん……?うわっ寝てた……?』

るぅと「うんうん、寝てた〜」


30分くらい眠り、やっと目覚めた。

そして改めて集中し直そうと参考書を開こうとしたが、それが見つからない。


るぅと「A、僕これ解けたよ?はい、参考書」

『あぁあありがと。』

るぅとから参考書を受け取り、また問題に目を……


……ぉお?!



『何でいるの……?!』

寝ぼけていてしっかりと頭が働いていなかった。

私の隣の席には、まさかるぅとが座っていたのだ。


『ピアノのお稽古は?』

るぅと「やめた。」

『何でよ。』

るぅと「いつまでもお坊っちゃま扱いされるのはだから、先月やめた。」


やっとかと思い、苦笑する。


るぅと「ていうかさ、僕ここ解けたんだけどさ、教えてほしい?」

そう彼が指差したのは私の溶けなかった問題。

どうしても解けなかったから彼に任せようかとも思ったが、私の変なプライドが邪魔した。


『良い。別に教えてもらわなくても良い。』

るぅと「ぇえ〜残念。せっかく僕を抜かすチャンスなのに……。

しかもこれ一生分かんないままとか辛いでしょw」



『うぅ……教えてください。』

長い葛藤の末、買ったのは悪魔だった、

るぅと「はい笑。

ここは、普通に方程式で良いんだよ。
で、この面の所に代入するの。

〜〜〜」
ーーー

『あ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁァ…………疲れた……』

るぅと「あはは笑そんな声だしてたら僕よりモテなくなるよ。」

『私はモテてないから良いの。

 良いご身分だこと。』

るぅと「僕だって…そんなにモテてはいないけどな……」


黙れと言葉で彼を捻り潰し、図書館を出ようとする。

しかし、

るぅと「待って。」

と彼に服を引っ張られ、止められた。

『何?』


るぅと「貸し、1つね。」

とニコニコに言う彼を見て、中指をたてた。

しょんぼりする彼を見捨て、歩き出した。

〜〜〜→←第2話



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ましゅ☆まろ。紫月まろ。@完結したら転生します。(プロフ) - さかなさん» ですよね!いや、でもそんなにかっこいいやつとか、かわいいやつ居ないし...。なんかかわいーなって子なら二人いるけど!? (8月31日 21時) (レス) id: 8001bcdca9 (このIDを非表示/違反報告)
さかな(プロフ) - ましゅ☆まろ。紫月まろ。@完結したら転生します。さん» 分かります笑 (8月31日 21時) (レス) id: defad0f862 (このIDを非表示/違反報告)
ましゅ☆まろ。紫月まろ。@完結したら転生します。(プロフ) - るぅちゃんかっけ〜!こういうのされてみたいです。 (8月31日 20時) (レス) @page32 id: 8001bcdca9 (このIDを非表示/違反報告)
ましゅ☆まろ。紫月まろ。@完結したら転生します。(プロフ) - さかなさん» いえ。 (8月31日 20時) (レス) id: 8001bcdca9 (このIDを非表示/違反報告)
さかな(プロフ) - ゆぴさん» 本当ですか?!ありがとうございます(/▽\)♪照れちゃうな…笑 土日とかに多めに更新します!ナルベク (8月31日 16時) (レス) id: defad0f862 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:さかな | 作成日時:2023年6月18日 3時

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