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『うるさい。あんたは何をしても良い人生なんだから、知った口聞かないでよ。』
るぅと「なんでよ、笑。
僕だってね、成績優秀で、スポーツ万能で、生徒会長で上級レベルだけどさ、まだ将来の夢無くて焦ってるんだよ?
だから、それ以下の眼鏡さんはまだ焦る必要が無いってこと。」
また眼鏡をつついて言う彼。
もう何度もあるがまだ慣れない。イライラする。
『なっ……!!私にはまだ進学は難しいってか!』
るぅと「ご想像にお任せしますゥ。」
『チッ 己…』
スタスタと歩いていく彼を睨みつける。
その歩き様は、ちっとも焦っていない余裕を見せた感じだった。
ーーー
キーンコーンカーンコーン
るぅと「一緒にかーえろ。」
『やだ。』
るぅと「そうと言わずに〜」
こんなやり取りをするのももう何年目だろうか。
まぁ、それも今年で終わる。
るぅと「ミルクパン食べる?」
『……うん。』
『あぁ〜最高。』
方頬にパンを突っ込んでそう呟くと、奴がにまにまとこっちを見つめてくる。
『……何?』
るぅと「可愛い〜。リスみたい。」
『どうせ思ってないでしょ?』
るぅと「うん。」
飛び出しそうになった拳をおさえる。
外はもうすぐ暗くなり始める時間だった。
家までの距離はあと数百メートルのとき、
突然向こうから一枚のビラが飛んできた
るぅと「危ないっ。」
るぅとがキャッチして、それを見るとそこには
と書かれた一枚の紙だった。
二人とも、見逃したようにした素振りを見せた。
ーーーー
携帯の検索ページで、さっきのキャッチコピーを調べる。
<応募条件>
・音楽経験があること。
(ピアノ、歌、ダンス…etr…)
・将来の夢がまだ決まってない人
・音楽が好きな人
『アイドル……かぁ…。』
ーーー
9話終了です……!
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ましゅ☆まろ。紫月まろ。@完結したら転生します。(プロフ) - さかなさん» ですよね!いや、でもそんなにかっこいいやつとか、かわいいやつ居ないし...。なんかかわいーなって子なら二人いるけど!? (8月31日 21時) (レス) id: 8001bcdca9 (このIDを非表示/違反報告)
さかな(プロフ) - ましゅ☆まろ。紫月まろ。@完結したら転生します。さん» 分かります笑 (8月31日 21時) (レス) id: defad0f862 (このIDを非表示/違反報告)
ましゅ☆まろ。紫月まろ。@完結したら転生します。(プロフ) - るぅちゃんかっけ〜!こういうのされてみたいです。 (8月31日 20時) (レス) @page32 id: 8001bcdca9 (このIDを非表示/違反報告)
ましゅ☆まろ。紫月まろ。@完結したら転生します。(プロフ) - さかなさん» いえ。 (8月31日 20時) (レス) id: 8001bcdca9 (このIDを非表示/違反報告)
さかな(プロフ) - ゆぴさん» 本当ですか?!ありがとうございます(/▽\)♪照れちゃうな…笑 土日とかに多めに更新します!ナルベク (8月31日 16時) (レス) id: defad0f862 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:さかな | 作成日時:2023年6月18日 3時