負けず嫌いの君。【黄】

〜〜〜 ページ22

「よーい……」

もう、二人三脚が始まろうとしていた。

私の緊張感はmaxだったらしい

足が全然動かない……。


『ヤバイ……』



るぅと「眼鏡ちゃんがんばって。」

さっきの呟きが聞こえていたのか、余計にイライラすることを言ってきた


『うっさい！！』

良いのか悪いのか。私のスピードがどんどん上がっていく。



「え、何あのペア。速。」

「ヤバ笑速すぎww」






ゴールテープを切ったのは、私たちだった。

『やった！！1位だぁ！！』

るぅと「やったね笑」


後ろを見てみると、転んでたり、もつれてたりして、数十メートル離れている。



『いや、先にゴールしたのは私だから、実質私が1位。』()

るぅと「はいはい笑…」


ーーー


まぁ無事二人三脚は終わったと言うことで…




『次借り物競争か………』

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