第2話 ページ3
「えー再来週末、テストだからな〜
お前ら、3年生だけどあと2回は成績に残るテストだから、気抜くなよ。」
「はぁあぁあ〜テストか〜」
「だる〜」
「お前は良いだろスポ薦なんだから」
そうだ。テストなんだ。
あの、毎回毎回憂鬱に終わるテストだ。
それもそうで
るぅと「テストだぁ〜〜」
『はぁ……』
るぅと「何?今回は僕のこと抜かすんじゃないの?」
自身溢れた声ぶりにいらっとするのは日常。
『ゥッ……ぬ、抜かすに決まってる…』
るぅと「まぁせいぜい頑張ろうね。眼鏡ちゃん」
つんっと私の眼鏡をつついて部活に行くあいつを見送ると、とても何かを殴りたくなった。
汚れた眼鏡を一生懸命に拭いた。
ーーー
『えと……参考書……』
図書館にて、私お得意の参考書を探す。
ここは私の行きつけの場所であり、あいつの行きつけでもある。
だかしかし、彼は毎週土曜は"ピアノのお稽古"らしくて、絶対に会わない、会えないという神様のプレゼントがあるんだ。
『最高〜』
こそっと呟き窓際の席に座る。
このあとは4時間勉強して、カフェに行ってまた2時間くらい勉強する。
本の匂いとこのしんとした光のさす空間が、私は大好きだ。
あまり知られていない図書館だから、人が来ないのも良い。
すうと深呼吸をして、めいいっぱいに空気を吸う
『あれっ……?ここどゆこと?……んん〜…………』
分からない問題に会い、あまりにも難しすぎて
5分くらい戦う。
だけど、その場の心地よさから、眠気が襲ってきて、そのまま難問と共に眠りについてしまった。
?「う〜ん……確かに分からないな……」
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ましゅ☆まろ。紫月まろ。@完結したら転生します。(プロフ) - さかなさん» ですよね!いや、でもそんなにかっこいいやつとか、かわいいやつ居ないし...。なんかかわいーなって子なら二人いるけど!? (8月31日 21時) (レス) id: 8001bcdca9 (このIDを非表示/違反報告)
さかな(プロフ) - ましゅ☆まろ。紫月まろ。@完結したら転生します。さん» 分かります笑 (8月31日 21時) (レス) id: defad0f862 (このIDを非表示/違反報告)
ましゅ☆まろ。紫月まろ。@完結したら転生します。(プロフ) - るぅちゃんかっけ〜!こういうのされてみたいです。 (8月31日 20時) (レス) @page32 id: 8001bcdca9 (このIDを非表示/違反報告)
ましゅ☆まろ。紫月まろ。@完結したら転生します。(プロフ) - さかなさん» いえ。 (8月31日 20時) (レス) id: 8001bcdca9 (このIDを非表示/違反報告)
さかな(プロフ) - ゆぴさん» 本当ですか?!ありがとうございます(/▽\)♪照れちゃうな…笑 土日とかに多めに更新します!ナルベク (8月31日 16時) (レス) id: defad0f862 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:さかな | 作成日時:2023年6月18日 3時