負けず嫌いの君。【黄】

第5話 ページ12

るぅと「僕お手洗い行ってくるから。」
ーー


るぅと母「もうA大きくなったんだねぇ〜
　 可愛くなったね〜」

『そうでもないよ笑 栄子さんもまだ若いでしょ』
※栄子さん=るぅと母

出されたコーラを飲んで一息つく。

るぅとのお母さんとも長い付き合いで、

私のお母さんが仕事で帰ってこれない日に、よくご飯を食べさせてもらってた


そう考えると、るぅとと一緒にお風呂に入ってたんだ……

るぅと母「るぅとがね、Aのこと可愛いって言ってたわよこの前」

『あいつそんなこと言うの？！』

飲んでいたコーラを吹き出しそうになった。

するとお手洗いから戻った彼が怒ったような顔をして出てきた


るぅと「変な勘違いさせないでよ母さん
　 Aの眼鏡が可愛いって言ったんだ」


るぅと母「なぁにAが可愛いって言っているよ うなものじゃないの。」

るぅと「そうかもしれないけど！Aはそういう勘違い激しいから！」

『何それ！私が馬鹿だって言うの？』


るぅと「うん。」


当たり前じゃん？とか言ってそうな顔をしてこちらを見つめてくる

るぅと母「もうるうとったら……Aだって頭良いんでしょ？」

るぅと「僕にはおよばないけどね笑」



睨み付けた

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