お前のこと助けに来た【ゆきむら。】 (ページ5)

今日:2 hit、昨日:0 hit、合計:2,145 hit

第2話（2）ページ5

ゆきむらSide

『あの…本当にいいんですか？』

『良くなければ入れさせないから』

とか言いながら家に入れた。そしたら衝撃だよ。ゆきむらが持っているものに目を輝かせてるんだもん。

ゆ『そんなにﾀﾋにたい？』

ゆきむらの質問に無回答？まぁなんかあるのかな…

3分ほどの沈黙が流れたあとあ。と思い出した

ゆ『あのさ。名前。まだ教えたくない？』

まだ名前知らなかった

『Aです。』

意外とあっさり言ってくれた。Aか、可愛いな

ゆ『A…教えてくれてありがと。』

『ゆきむらさんはﾀﾋにたいんですか…？』

え。そんな質問が来ると思わなかった。でもゆきむらはﾀﾋにたくない。56したいんだよ。

ゆ『どっちでしょうね』

Aの頭に？が浮かんでるまぁそっか。話しそーらそっと

ゆ『もう夜遅いから早く風呂はいって寝な。あ。ご飯食べた？』

ご飯…彼女はかなりほっそりしていた。ゆきむらの、好みではない。もっと太れって言うほど彼女は痩せていた

『えっと…ゆきむらさん本当にお風呂…いいのですか？ご飯は食べましたけど…』

いいってばっ！
っていうかご飯食べたの？ご飯食べてあの細さ？逆にすごくね？

ゆ『あのさぁ。何回も言わせないで。良くなければ言ってない。あと敬語外して。ゆきむらさんやめて。ゆきむら。ＯＫ？』

喋りすぎた。絶対引かれた

『ゆきむ…！ゆきむって呼ばせて…！』

彼女は満足気な顔をしている。そんなゆきむ好き？w

ゆ『ん。いいよ』

なんでだろう。ゆきむらがこんなに喋るなんてないのに

お風呂にもはいらせてベッドにも入れた。彼女は戸惑っている。多分シングルベッドに2人寝ているからだろう。ゆきむらは別にソファでも良かったんだけどなんか、引っ張られたからきたのにさ？

てかさっきからめっちゃこっちみてきてない？

ゆ『？寝ないの？』

やべ。って顔してるのバレてるぞ。目つぶった。寝たフリか？！

ゆ『寝たフリバレてるよ？』

ゆきむらは静かァにAと距離を縮めて押し倒すような体制になった。
しかも顔と顔の距離5cm程。
彼女の頬は赤く染まった。

一瞬でも可愛いと言ってしまったゆきむらがいる。
しかもさっき顔めっちゃ至近距離で見たけど顔めちゃくちゃ整ってるし髪もさらっさら…あれ？気づいたらAのことばっかりだ…