あなたの瞳は魔法のようだ

自転車 ページ21

若武side

若「そういえば、俺たちはどうやって畑に行くんだ？」

彩「ああ、自転車があるからそれで行くの。ちょっと待っててね。」

そしてアーヤは家の前にあるでっかい倉庫の中に入った。

次々とアーヤが倉庫の中から自転車をだして来た。

その数５こ。

どんだけ自転車あんだよ。

小「アーヤ、その自転車誰の？」

彩「私のいとこたちの。でも、自転車１こ足りないな〜。」

足りない。

若「じゃあ、アーヤ。俺の後ろに乗れよ！」

彩「え！？本気で言ってんの？」

若「ああ。二人乗りってダメだっけ。」

彩「別に大丈夫だけど。なんでそうなるの？」

若「だってもし、アーヤが自転車に乗ったら男一人乗れなくなって走るか後ろに乗せるかだろ？でも、一人だけ走るのは大変だし後ろに乗せるには重すぎるから。」

彩「なるほど。じゃあ、いいよ。」

やっしゃーー！！

かっこいいところをアーヤに見せてやるぜ。

・・・それにしてもあいつらの目が怖いな。

まっ、気にすることはない！

俺たちは自転車に乗って走り出した。

アーヤに畑の行き方を教えてもらうために俺は一番前。

アーヤは後ろに乗って俺に抱きついている。

めっちゃアーヤとの距離が近い。

カワイイな。

俺はアーヤの指示に従って自転車を走らせた。

後ろの奴らの目が・・・


そして俺たちは畑に着いた。

うわ〜〜、めっちゃ広っ！

ここらへんは完全に畑だけ。

黒「アーヤのおばあさんの畑をどのくらいの広さなの？」

彩「大体東京ドームぐらいの大きさ。」

男子「東京ドーム！」

てことはサッカーのグラウンドよりもはるかに広いってことか。

すげー。

彩「おばあちゃん、来たよー！」

畑にいるおばあさんが手をふった。

ここから見るとありくらいの大きさにしか見えない。

そして俺たちはおばあさんのところに行った。

ば「じゃあ、早速手伝ってもらおうかな。」

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