あなたの瞳は魔法のようだ

嫌な予感、的中 ページ11

私の嫌な予感が見事に的中していまった。

それは、１０分前ぐらいのこと。


＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝１０分前＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝

若武がロビーでフロント係の女の人と話していると、

若「今日から予約をしている若武です。」

フ「若武様、ですか？申し訳ございませんが若武様という方の予約はございませんが。」

若「え！？」

フ「もう一度確認してみます。・・・・・・え〜と、若武様は丁度一ヶ月後のご予約ですね。」

若「は〜〜〜〜〜〜！！！！」

＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝


そして今に至る。

上「おい、バカ武！お前なにバカなミスしてんだよ！」

若「しょーがねじゃん！」

上「しょうがなくない！」

若「それに俺はバカではない！」

上「お前は完璧なバカだろーが！」

黒「まあまあ、落ち着いて。」

小「揉めたってどうにもならないよ。」

小塚君の言うとおり！

翼「それにしても一ヶ月、間違えるとはねｗｗｗｗｗｗ」

若「美門、笑うな！」

黒「それより、どうすんの？野宿でもするのか？」

若「んなわけないだろ！」

黒「ここは田舎だし、泊まれる場所はここ以外ないよ？」

ん〜、どうしよう〜。

ここで野宿するのは死んでも嫌だ！


・・・妄想中・・・

寝てるときに虫が体中に乗っかって朝起きたら・・・

ゾクッ

ヤダヤダヤダ。

絶対にイヤ！


あっ、おばあちゃんの家！

彩「みんな、ちょっとここで待っててね。すぐに戻るから。」

若「おい、一人で行くと迷子になるぞ。」

彩「なるわけないよ！」

私はダッシュでおばあちゃんの家に向かった。

ここからはそんなに遠くないからあっという間に着いた。

おばあちゃんの家は周りより少し大きくて庭は大体、家の五倍ぐらい。

田舎だから無駄に広いんだよね。

ピ〜ンポ〜〜ン。

呼び鈴を鳴らすと、ガラガラと、音を立ててドアが開いた。

ば「あら、彩！どうしてここにいるの？」

彩「実は、友達とここの近くにある旅館に止まるはずだったんだけど、日にち間違えちゃって止まる場所がないの。だから、１週間ぐらいここに止まらせてほしいんだけど。」

ば「それは、大変ね。何人いるの？」

彩「私も合わせて６人。」

ば「６人ならいいわよ。」

彩「ほんと！」

ば「ええ、もちろん。」

彩「おばあちゃん、ありがとう！友達連れてもどってくるね。」

ば「気をつけてね。」

彩「は〜い。」

おばあちゃんの家→←着きました！

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