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《充電が完了しました バッテリー残量100%》
頭の中に機械の声が響いた。
充電が完了？
私は確かビルの倒壊に巻き込まれて……それで電池切れになり、機能停止したはず。
『誰かが充電してくれた……の？』
私の背中は扉を開けると太陽光発電が出来るようになっている。
でも、瓦礫に挟まれて動けずに発電が出来なかった。
偶然に扉が開いて日光が当たった……とは考えにくい。
だとしたら、誰か＿＿＿生存者が助けてくれた可能性は高いだろう。
なら、その誰かを探しに行かなきゃ＿＿＿
ドサッ
うつ伏せから立ち上がろうと右腕をついた時。
いや、正確には
私は起き上がれずにまた倒れてしまった。
咄嗟に自分の右腕を見ると……そこにあるはずの腕は無かった。
無惨にも引き裂かれたコードが肩から出ているだけで、その先は何も無い。
あの時瓦礫に挟まっていたのは確か右腕……脆くなって取れてしまったのかもしれない。
腕が取れても活動出来る構造にしてくれた父さんに感謝だ。
気を取り直して左腕をついて立ち上がる。
周囲を見渡すと、古代の高床式倉庫のようなものや、藁の屋根でできた家が吊り橋の先にいくつか見えた。
どういう事……？
もう現代社会は跡形も無くなっているじゃないか。
まあ私がまだ起きていた頃も、建物はほとんどが崩れていたけど……。
一体何百年……いや何千年経ったんだろう……？
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瑞野エイ(プロフ) - ~更新再開のお知らせ~ 作者のMaka(現:瑞野エイ)です。前のアカウントに戻れなくなってしまったため、こちら(https://uranai.nosv.org/u.php/novel/uranaitsuk5/)で更新を再開したいと思います。詳しくはリンク先をご覧下さい。 (2021年1月31日 0時) (
レス) id: 33f47a7180 (このIDを非表示/違反報告)
リサ(プロフ) - とても面白いです！更新お願いします！ (2021年1月6日 10時) (レス) id: e47f4f83ec (このIDを非表示/違反報告)
Maka(プロフ) - 夜さん» そう言って頂けて嬉しいです！ありがたや……。 (2020年5月26日 6時) (レス) id: 2b1a85a707 (このIDを非表示/違反報告)
夜 - わー！こういう設定めちゃめちゃ好みです…！ありがたや……。 (2020年5月25日 22時) (レス) id: 5ec2a8a618 (このIDを非表示/違反報告)
Maka(プロフ) - 陷さん» 私の妄想の産物ですが、そう言って頂けると妄想をはき出す甲斐があります！応援ありがとうございます！ (2020年5月21日 0時) (レス) id: 2b1a85a707 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Maka | 作成日時：2020年5月18日 22時
