溺AIBAちゃん６（サマーバケーション編）

あ〜〜夏休み　５ ページ6

「あ〜〜また、おーちゃんに迷惑かけて！！

　だから、来んな！って、オレ、言ったよね？」


他の誰にも言わない口調で、
　
ニノに説教をし始める相葉チャン。

こんな相葉チャンは他じゃあ見れないよね〜♪


「・・・だって・・・・。」

「だってじゃ、ねぇの！！

　オマエぜってぇ酔うんだから。

　解ってんだろ？」

「・・・はい。」
　
　
ふふっ♪

こういう時のニノはホントに素直で可愛いぞ〜♡

捨てられた子犬のようにウルウルの瞳で相葉チャンを見てる。

あれやられちゃあ、15年以上いるオレらだって敵わない。

ホントにすっげぇ可愛い！！！んだけど・・・・。
　
相葉チャンには全く効かねぇんだよな〜！


「テレビの収録だって乗らないくせに！

　なんで来るの？

　・・・ったく・・・・。」

「・・・・・・・だって・・・・。」


いつもの毒舌もどこえやら、

少し涙目になって俯くニノの頭を相葉チャンはポンポンと叩くと、

笑いながら小さく息を吐いて、ニノにくるっと背中を向けてしゃがんだ。


「ほら、乗れよ。

　あっちに連れて行ってやっから。」

「まーくん！！！」


こんな時の相葉チャンは超オトコマエ！！

いつものふんわりした柔らかさがちょっぴり引いて

力強い精悍な顔に変わっている。


「もう！

　今日は特別出血サービスだかんね！！」


ニッコリ笑う笑顔は真夏の太陽より眩しいぜ！！！

も〜〜〜〜！！！

なんのかんの、言っても、やっぱ相葉チャンは優しい〜〜〜！！！

こういう優しさにオレらやファンだけでなく、スタッフやら共演者やらも
　
ヤラれていくんだ〜♪

だけど、良くも悪くも一番長い付き合いのニノは

最後まで素直でいるわけもなく・・・・。

言っちゃうんだよね・・・・・・ついワガママをさ。


「ま、・・・・良いですよ。

　乗れっていうんだったら、乗って上げても。

　でも、なんていうか、やっぱここは男なら、
　
　こう何も言わず抱き上げて、さっと寝床に運ぶくらいじゃなきゃさ〜！」


ニノ・・・・その毒舌・・・・耳を真っ赤にして言ってっけど・・・・・。

それにニノ・・・・おまえ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

どさくさに紛れて、言ってることが変じゃない？

そんな素直じゃないこと言ってると・・・・・・。

・・・・知らねえよ？

続く  (更新停止中) お気に入り登録で更新通知を受け取ろう

←あ〜〜夏休み　４

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す