26『外出許可がおりません！』 ページ31
『あのー、イルミさん……』
ｲﾙ「ダメだよ、外には出ちゃいけない」
『ブー』
私は外へ出たい。
でも許されない。……あのブラコンめ！
いや、私は兄弟じゃないけど……にしても酷い！
時を遡ること1週間。
ちょうど、倒れた日から3日たったころ。
『イルミさん！イルミさん！外に行きたいです！』
ｲﾙ「はぁ？」
私は猛烈に外へ出たがった。
この世界を見てみたかったし、知らない物への興味もあった。
元はと言えば、私はほとんど村の外へ出たことなかった。
だから都会というものを見たかった。
しかし、イルミさんは……
ｲﾙ「ダメだよ。この前倒れたばかりだし、外は日光がさんさんと降り注いでるんだよ？」
少し屈んで、首を傾げながら子供に言うように私を窘める。
っかァー！
私、アナタより何倍もおばあちゃんですからねっ！
『ブー、けちです！』
ｲﾙ「ダーメ」
そんなこんなで3日過ごしている。
イルミさんなんて、私が勝手に外へ行かないようしばらく仕事入れないなんて言い始めた。
『もう！イルミさんはケチだあああ！！！』
部屋のベッドに横たわりじたばたしてみる。
すると声がした。
聞いたことの無い声。
？「君がAかい♥」
『だっ、誰ですか！？』
私はすぐに起き上がる。
なんか変な格好の人が音もなく私の部屋に入ってきた。
？「僕はヒソカ。よろしくね♥」
『いや、勝手に人の部屋に入ってきた時点でよろしく出来ませんよ……』
私は1枚カードを取り出した。
『ザ ジャッジメント』
私がヒソカに魔法を使った。
これは人を殺した数が多いほどダメージが酷い。
ヒソカはお腹を押さえ、倒れた。
ﾋｿ「すごいね、これ♥念能力かい♦」
『うそですよね？この魔法ってそんなダメージ受けるような魔法じゃないですよ？え、大丈夫ですか？』
この人、どんだけ人殺してるの？
するとドアが勢いよく開いた。
イルミさんだ。
27『いやぁ、とんだ変態ピエロがいたもんだ』→←24『謝らないでくださいな』
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まな板の鯛 - リクエストした者です。シリアスな上にイルミさんと主人公の関係も変動したりと楽しませていただきました。わざわざリクエストに答えて下さり有難う御座いました。 (2018年8月7日 13時) (
レス) id: cf96b918ea (このIDを非表示/違反報告)
アオクサ - まな板の鯉さん» リクエスト、ありがとうございました！ (2018年6月28日 20時) (レス) id: 3fc9aa63ee (このIDを非表示/違反報告)
まな板の鯉 - いつも楽しく読ませていただいております。リクエストと言ってもアバウトなのですがシリアスな話を小話でも構いませんので読んでみたいです。参考にならないような意見で申し訳ありません。 (2018年6月23日 13時) (レス) id: cf96b918ea (このIDを非表示/違反報告)
アオクサ - 天ノ弱な月猫さん» ありがとうございます！すごい励みになります、更新出来なくてすみませんでした (2018年6月21日 13時) (レス) id: 3fc9aa63ee (このIDを非表示/違反報告)
天ノ弱な月猫(プロフ) - 好きです！凄く好きです！凄く面白いし応援してます！更新待ってます！ (2018年6月13日 15時) (レス) id: 5bf48274f0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アオクサ | 作成日時：2018年4月4日 13時
