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141 椎名sideー初心編ー ページ45











カツキ「俺最初

Aちゃんのことビッチかと思ったんだよね」



















仕事が終わり

中途半端に飲んでしまった分飲み足りなくて



フラッと立ち寄ったカツキさんのお店




カウンターで楽しく話しながら飲んでいれば

突然のカツキさんの言葉で思わずむせ返った



















『ゴホッゴホッ・・・な、んですか急に・・・、』


















新しいおしぼりを渡され口にあてながら

失礼なことを言った彼を少し睨みつける



















カツキ「だってすぐお持ち帰りされてたじゃん」


『それは気づいたらそうなってて!』


カツキ「ホントにぃ?」


『ホントですよ!!水飲んでから記憶なくて・・・』


















あの時飲まされたものを未だ水と勘違いしているのか

作った張本人だし全てを知っていたけれど



面白そうだから今は言わないでおくことにした







そんな店長さんの思惑になんて気づかず

ブツブツと文句を言い続けるA



















カツキ「その後臣とも楽しそうに飲んでたじゃん」


『私は全力で帰りたがってたんですどね』


カツキ「またまた〜」


『はぁ』

















謎の絡みに疲れ

ため息をこぼした私はそのまま酒を一気



相変わらずの飲みっぷりはもう見慣れたものだ


















カツキ「ボトル入れちゃえばいいのに。安いよ」


『んー、あんま好きじゃないんですよね』


カツキ「へー」



















どこに行くにしても

自分の居場所!っていうのを作るのが苦手で



どうにもボトルキープは乗り気になれない







夜職の長いカツキさんは

そうゆうことを深く踏み込んでこない


だから居心地がよくてつい通っちゃうのだけど


















カツキ「岩ちゃんのボトル飲んじゃう?同じだし」


『そんなことしませんよ(笑)』


カツキ「じゃあ臣の」


『もっとなし。お酒は自分のお金で飲みますよ〜』


カツキ「お!相変わらずカッコイイねぇ」



















おだててくれたカツキさんに



「惚れました?」

なんてふざけて聞けば返ってきたのは大爆笑



















カツキ「俺が惚れたら二度と離さなくなっちゃうよ」


『やだカツキさんイケメン』


















これだからこのお店はやめられないよね

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Lin(プロフ) - かいさん» とてもノロマな更新だったのに最後までお付き合いいただけてとても嬉しいです!ありがとうございます^^* (2021年3月2日 2時) (レス) id: fb6a746be0 (このIDを非表示/違反報告)
かい - ずっと読まさせてもらってました!完結おめでとうございます!!すごく面白かったです!! (2021年1月22日 0時) (レス) id: 9acab95810 (このIDを非表示/違反報告)
Lin(プロフ) - shireyさん» コメントありがとうございます!! 中々遅めの更新ですが、ご期待に添えるよう頑張ります^^* (2020年12月21日 4時) (レス) id: fb6a746be0 (このIDを非表示/違反報告)
shirey(プロフ) - まさかの展開!笑 続きが楽しみです( ̄▽ ̄) (2020年12月18日 12時) (レス) id: eae9c1c1ca (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Lin | 作者ホームページ:http:  
作成日時:2020年12月15日 17時

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