脱蛙化現象契約3【岩田剛典】

122 椎名sideー鑑賞会編ー ページ26

・








岩田｢今日どれ見る？」


『んー、2014年！』


岩田｢うわっ地味に恥ずかしいな｣


『今更じゃない？』


岩田｢まぁそうなんだけど｣



















来月からライブツアーが始まるということで


剛典君の復習もかねて

少し前から二人で三代目のLIVE鑑賞会をやっていた




ちなみに本日は第3回目



















『LOVE SONG。見る度叫びたくなるんだよね』


岩田｢嫉妬？｣


『も若干。私は外れたから』



















ステージにあがるだけでもキセキなのに

隣で歌って貰えるなんて･･･。やばいでしょ



もし当たってたら死ぬ自信しかない






OPもまだだというのにウキウキする私に

隣から注がれるジト目


















『スタートしていい？』



















そんなことになんて気づかず声を投げかければ


不服そうな彼の顔から

同じく拗ねたような言葉が返ったきた



















岩田｢いいけど。臣さんだけじゃなくて俺も見てね｣





『え？』


岩田｢なに？｣


『いや･･･。うん、見るよ』



















想定外の発言に思わず驚いてしまったけど



















『(･･･本当に三十路？)』



















そう疑ってしまうほど可愛すぎて



なんか女子的に負けた気がするのは

多分気のせいじゃないと思う

123→←121

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す