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桜「それじゃあ改めてお疲れ様です」


登坂「おつかれ」


桜「ほらAも」


『・・・お疲れ様です』



















登坂さんが私の隣に移動し

カウンターに3人並んで飲み会は続行されることに




最後の最後まで抵抗していた私は



「往生際が悪い」だの

「ノリが悪い」だの散々貶され





何故そこまで責められなきゃなんだ

と、軽くいじけながらグラスを重ねた



















桜「にしてもA、登坂さんと面識あったんだね」


『まぁ』


登坂「岩ちゃんと3人で飯食った時

すげぇ大量に中華料理作ってくれた」


桜「意外と料理出来る子なんですよ」


登坂「確かに炒飯めちゃ美味かったなぁ」



















あの臣くんが褒めてくれた・・・!

と、感動を覚えた心を咄嗟に抑え込む



















『(ダメだ。流されちゃ)』



















ここで絆されては

さっきまでの抵抗が軽いものになってしまう




とはいえ褒められると悪い気はしないもので



緩みそうになる頬を引き締める為にお酒を流し込んだ


















登坂「おぉ、飲むね」


『カツキさーん』


店長「はいはい。ターキーね」


登坂「しかも渋い」



















渋くて結構

私は好きなものを飲んでるだけなんで



















登坂「2人は明日も仕事?」


桜「休みですよ」


登坂「じゃあ遠慮なく飲めるね」


桜「でもAのペースに合わせてたらすぐ潰れちゃいます」


登坂「そんな強いんだ。今どんくらい?」


『どんくらい。とは?』


登坂「酔い度」


『八割くらいですかね』


桜「嘘つけ」


















私の答えにすぐさま飛んできた的確なツッコミ




ええ嘘ですよ

さっさとこの場から離れたいだけなんで




ツンとした態度で酒を飲み続ける私に

呆れる桜と、気にした様子のない臣くん





「ごめんちょっと電話」

と、臣くんが席を外した所で隣人から冷たく睨まれた



















桜「あんたそんなに空気読めないやつだったっけ?」


『私はいつも通りだよ』


桜「だとしたら心友やってないね」


『辛辣』


桜「A?」



















心友の威圧のある声にピクっと動いた指先



「本当にどうしたの」

なんて、心配したような声で続けられるから



もう、限界だった



















『カッコよすぎて無理・・・!』



桜「・・・はい?」

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Lin(プロフ) - かいさん» とてもノロマな更新だったのに最後までお付き合いいただけてとても嬉しいです!ありがとうございます^^* (2021年3月2日 2時) (レス) id: fb6a746be0 (このIDを非表示/違反報告)
かい - ずっと読まさせてもらってました!完結おめでとうございます!!すごく面白かったです!! (2021年1月22日 0時) (レス) id: 9acab95810 (このIDを非表示/違反報告)
Lin(プロフ) - shireyさん» コメントありがとうございます!! 中々遅めの更新ですが、ご期待に添えるよう頑張ります^^* (2020年12月21日 4時) (レス) id: fb6a746be0 (このIDを非表示/違反報告)
shirey(プロフ) - まさかの展開!笑 続きが楽しみです( ̄▽ ̄) (2020年12月18日 12時) (レス) id: eae9c1c1ca (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Lin | 作者ホームページ:http:  
作成日時:2020年12月15日 17時

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