脱蛙化現象契約２【岩田剛典】

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岩田｢そういや俺、寝室見たことないな｣


『平凡な部屋なんでみる必要性はないかと』


岩田｢へー｣


「『･･････』」







岩田｢お邪魔しマース｣


『いや！なんで！？』



















早速立ち上がって歩き出した彼を

全力で引っ張って阻止する私


















『まって！ほんとに！！ダメですって！』


岩田｢別に汚くても今更引かないって〜｣


『そうじゃなくて！！真面目にNG！！』


















所詮男女の差

普段から鍛えてる彼に勝てるわけもなく



呆気なく開けられてしまった扉に

もう頭を抱えて目を覆うしかなかった


















岩田｢うわぁ･･･。｣

















剛典君がそんな声を出してしまうのも無理はない






洋室6畳の私の寝室は

全力でオタクと化しているのだ







必死にクレーンゲームと戦いGETしたジェネ犬に


そこら中に貼られたポスター


写真集、フラッグ、タオルetc...




なんて数えだしたらキリがない


















岩田｢すげぇ涼太と目が合う｣


『だから見ないで欲しかったんですよ…。』



















身内に見られるこの羞恥心

形容しがたい感情だ







そんな中救世主の如くインターホンが響いた


















『焼き鳥届いたんでリビング戻りましょ！！』


岩田｢はいはい(笑)｣


『〜〜ｯ!!!』


















勝手にあけられ。笑われ

辱めを受けるなんて




とてつもなく納得いかないんですが！！！！

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