転生したら、爆豪勝己の幼馴染になっていた。2 (ページ20)

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第66話ページ20

Aside

？「雄英の先輩方や机の製作者方に申し訳ないと思わないか！？」

勝己「思わねーよ！！てめーどこ中だよ端役が！！」

A「はぁ…勝己、入学早々クラスメイトに喧嘩売らない。…ごめんね、私は上杉A。よろしくね、えっと…。」

？「ぼ…俺は私立聡明中学校出身、飯田天哉だ。」

勝己「聡明ィ！？クソエリートじゃねぇか、ぶっ殺しがいがありそうだなぁ？」

天哉「なっ…！ぶっ殺しがい…！？君ひどいな！本当にヒーロー志望か！？」

そんな揉め事をしていると、出久がやってきてクラスのみんなの注目を集めた。

A「あ、出久おはよう。よかった同じクラスで。」

私はそう言って出久のところへ歩く。

出久「おはようAちゃん…！僕も嬉しいよ！」

すると、飯田くんがやって来て、なんか実技試験のこと話してた。

？「あー！そのモサモサ頭は地味目の！」

3人で話していると、突然元気で明るく、可愛らしい女の子がやって来た。その子は出久と面識があるらしく、パンチがすごかったと真似をしていた。

私は可愛いなあと、少し頬を緩ませていると、その女の子に話しかけられた。

？「初めまして！ウチ、麗日お茶子！よろしくね！えぇっと…。」

A「あ、私は上杉Aだよ。よろしくねお茶子ちゃん。」

私が少し微笑むとお茶子ちゃんに「可愛い！」言われて抱き着かれた。え、私が？可愛いのはお茶子ちゃんだよ？

そう思っていると、廊下の方から声がした。

？「お友達ごっこしたいなら他所へ行け。ここはヒーロー科だぞ。」

え、誰…！？声がした廊下を見ると、寝袋にくるまっている人がいた。そして、その人は栄養ドリンクゼリーを取り出して食べ始めた。

「「「「「(な、なんかいるぅ！！)」」」」」

？「はい、静かになるのに8秒かかりました。時間は有限、君たちは合理性に欠くね。」

あ、この人「イレイザーヘッド」だ。お父さんたちから聞いたことあったんだよね。

？「担任の相澤消太だ。…よろしくね。」

この声に「え！？担任！？」みんな驚いていた。この人が担任とは誰も想像していなかったよね。

相澤「さっそくだが、これ着てグラウンドに出ろ。」

そう言って先生は寝袋の中から体操着を取り出す。私たちは更衣室へと向かい、体操着を着て外へ出た。