反逆者たちのお出ましだ【東リベ】

第２３話〜悪夢〜 ページ23

救急車の中でAは応急手当てをされていた。





『今までありがと』




Aは笑顔で言った。




『…ではいってきます。』




そういってAは静かに息を引き取った。






場地「お願いだ。死ぬな！死ぬなよ俺はAがいねぇと！」






千冬「Aさん。まだ、いくには早すぎだ。お願いだから、戻ってこい。」


そう言いながら千冬はAの手を握った。




場地「眠ってるだけだろ？またいつも通りに起きて、笑ってくれるんだろ？」



その後病院につきAは何もない部屋に入れられた。



千冬「また一緒に笑ってくれよ。」





しかし、救急隊は場地と千冬に現実を伝えなければならない。




隊員「…久遠 Aさんは息を引き取りました。」





場地「否！あいつは生きている！ そんなところで…そんなところで死ぬ奴じゃない！」


場地は涙目になりながら、声を震えながら言った。




そして、続々と東卍メンバーが現れた。



マイキー「…」




ドラケン「…悲しいのはわかる。だが…迷惑をかけるな…Aの最後静かに見送ろう」




スマイリー「Aチャン…」





三ツ谷「ドレス…きさせたかったな」





ぱーちん「まだ、どこかで生きてるんじゃねぇのか？」





マイキー「…現実を……受け止めろ。」





Aの死体の前で全員が泣いた。





もう、Aと会えないのかと…



まだ、一度もまともに話していないが、場地と千冬の話を聞いて、話してみたかった人が多かったのだ。



そして、場地の思いを知った仲間はAには生きて欲しいと強く願っていた。

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