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75話 ページ3

**


__ガラッ




「ただいま戻りました」





お邪魔しますと言いながら私は士門様の後ろを
ついていく

組手の授業もHRも終わり放課後になり私は士門様と斑鳩家宗家へと向かった

士門様がついてきてほしいと言った所は宗家のようだ






「にぃにぃ様,ねぇねぇ様!!」






「小夜様!」






廊下を歩くと小夜様にお会いした

小夜様の服装は少しキッチリしたようなものに見えた






「もうにぃにぃ様,有馬様いらっしゃってます‼」






遅いですよと言う小夜様を士門様はなだめていたが私は小夜様の言葉に疑問が浮かぶ

なぜ,有馬様がここにいるのだろうか?

そもそもなぜ私はついてこさせられたのか?


そんな疑問を抱えながら士門様達と共に歩いていると一つの部屋の前で足を止めた






__ガラガラ







「有馬様,父様,兄様二人をお連れいたしました」






部屋の中には,当主様,恵治様,有馬様が座っていた

士門様は恵治様の隣で私は小夜様の隣に座る






「急に集まってもらってごめんねー。」






「いえ,慣れているので大丈夫です」







そう言った士門様にノリが悪いな〜と言いながら有馬様は言葉を続ける






「今日集まって貰ったのは双星のことなんだ」






「・・双星の陰陽師」






双星の陰陽師とは,『神子』を産み親になる二人の陰陽師に与えられる称号だ

彼らはケガレを倒すために陰陽師達には重要な戦力だ


確か今の双星は本土にいたような・・・

有馬様はニッと笑い







「本土にいる双星の二人が土御門島で通用するか
確かめて来てほしい」








「・・・見極めの儀をしろということでしょうか?」






小夜様は恐る恐る有馬様に聞く







「あったりだよ!
小夜君には本土に行って二人に見極めの儀をしてほしいんだ。
それで士門君と羽田君に護衛で同行してほしいんだ♪」







「私もですか?」







士門様が同行する理由は分かるが私が同行を
任じられる理由が分からない・・・








「そうだよ。本土へ行くのは一週間後!
じゃあよろしくね〜」









僕はおいとまするねーと言って有馬様は部屋から消えるように走って帰っていった

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ゆっち - はい!!それでお願いします。! (2019年9月27日 1時) (レス) id: 6316ef3e71 (このIDを非表示/違反報告)
いおらん  - ゆっちさん» お兄さんとは8歳離れている設定です。三人のsideで書いてほしいと書いていますが,それはそれぞれの場合でしょうか?あとリクエストはこちらではなくてanother story の方でお願いします(>_<)本編の方も頑張らせて頂きます。 (2019年9月12日 10時) (レス) id: 96ac2b5206 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっち - 本編の方も更新を頑張ってくださいね。応援してます (2019年9月11日 16時) (レス) id: cc02abbffd (このIDを非表示/違反報告)
ゆっち - anotherstory面白かったです。主人公とお兄さんはいくつ年が離れているんですか。それから斑鳩家の面々と主人公が初めて会った時のお話をお願いします。峯治さん、恵治さん、士門らのsideでなるべくお願いします!すみませんがよろしくお願いします。 (2019年9月11日 16時) (レス) id: cc02abbffd (このIDを非表示/違反報告)
いおらん - ゆっちさん» ありがとうございます!恵治さんsideは始めて書いたので彼がキャラ崩壊してないか不安ですが、そう言って貰えるとうれしいです(^^)もうひとつの方も楽しみにしていてくださいね笑 (2019年8月23日 0時) (レス) id: 96ac2b5206 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:いおらん x他1人 | 作成日時:2019年3月31日 22時

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