大切に思うからこそ満面の笑みで… (ページ5)

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翌朝

ル「やっぱりボスの言う通り二人一組だね。だけど今日はやけに人数がおおいような気もしなくはないんだけど」

ルカの朝のルーティンはコーヒーを必ず飲む

ユ「そうわね。でも二人一組ならば仕事に影響はないんじゃない？」

ユリの朝のルーティンは準備運動をすること

「私は早めにあそこにいる。何かあったらいつもの方法で知らせてちょうだい？」

そういうとボスであるカオルは早々に家を出た。

ユ「正直ボスが怖いわ」

ル「そうだね。いつも何考えてるのかわからない。」

リ「でも、優しい。笑顔でいつも『おかえり』って地下街ではないよ？そういうの」

ボスはいつも笑顔で私たちの世話をしてくれるお姉さん

最初は本当に怖かった。人を信じるということを忘れてしまっていたから。

だけどボスは『私は信じなくていい。だが、己を信じろ』と言ってくれた。

この人ならこの人だからついていこうって

だけどボスは時々怖い表情になる。今日もそうだった。

ユ「でも怖いってアレをやる時だけ」

そうアレというのは私たちにはまだしたことが無い『殺し』

そういう依頼がくるといつも同じ私たちがサポートボスがとどめを刺す。

時々思うんだ、ボスは私たちのこと信用してくれてないんじゃないかって。

私たちがそちら側へ行ってもボスは笑ってくれますか・・・