大切に思うからこそ満面の笑みで… (ページ26)

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リー「そうですか、と言うとあまり知らないということですね。」

と考えたのち

リー「僕たちは、地下街の時から一緒にいました。ユリにルカ、僕そしてボスであるカオルさん、皆ボスに拾われたんです。」

リー「そしてニコラスから地上の居住権の代わりにある情報とエルヴィンを始末してほしい・・・あなた方と同じ依頼を受けました」

り「そうだったのか」

リー「えぇ・・・そしてエルヴィン分・・・今は団長ですね。団長と取引で調査兵団へと入団したのです」

まるっきり同じじゃねぇか・・・

リー「そして僕たちは調査兵団へ入団したのですが、僕だけは憲兵に移動になったんです」

リ「それはなぜだ」

リー「元々戦闘自体嫌いなんです。だから昔はヘタレといわれいじめられました。だけどボスは・・・」

カ「別に戦闘だけが戦うことではない、自分の得意とするものが一番の戦闘力だ」

と

リー「そういわれて、情報収集は昔から得意だったので戦闘では役立たなくてもそっちの面で役に立つとボスが団長に言ったんです」

リ「わかった。だけどそれだけじゃ」

リー「その後の話をしますね。その後は別行動なので聞いた話ですが、ボスは何か腑に落ちないと逆にニコラス達を調べるようになりました
ですが一般兵では愚か、正規のルートできていない僕たちには限界があったんです

そこで最初の依頼にあった「ある情報」を手に入れようとしていたのです

その後の訓練でボスたちは同じチームになりましたたちはとにかく連携がすごかった、それは昔からずっと一緒にいたので、そこらじゃ負けてるとは思いません。なので同じチームで壁外調査に出ることになったんです」

そういうとリードは歩きながら

リー「最初の壁外調査で資料をエルヴィンから奪おうとしました、ですが、それが仇となってしまった」

リ「・・・・・」

リー「壁外にある巨人の森の近くに拠点があり、そこへ目指していたそうですが、雨がひどく視界も悪く巨人どころではなくなったそうです

ですがこれはチャンスだとボスはエルヴィンのもとへ向かいました。たった一人で・・・」

おい待て・・・・これじゃぁまるで・・・

リー「ですが途中で巨人とみられる足跡を見つけ急いで戻りました・・・・ですが間に合わなかったんです」

俺たちの行動・・・・一緒じゃねぇか