大切に思うからこそ満面の笑みで… (ページ24)

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団長室にはエルヴィンとリヴァイ二人のみ

エルヴィンはリヴァイに

エル「カオルは、何としてでも見つけ出すだろう。ただそのあとが問題だ。そしたらリヴァイ君が止めてくれ」

リ「なぜカオルはあそこまでニコラスのことを恨んでいる？」

確かに疑問だ。同じような依頼を受けたことだけが共通点、結局下ってしまっているのだから恨む必要もない

エル「カオルのかつての仲間は憲兵団の手によって消されたのだ。詳しいことはカオルに聞くといい」

またか、いつもこうだ

リヴァイも引き続き部屋を出るとエルヴィンはため息をつきながら

エル「・・・・残酷なものだな」

と一人呟いたのだった

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一方ニコラスの方では再びゴロツキを集め、今度はエルヴィンを殺すのではなく自分をこんな目に合わせたカオルを殺せと命じた

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３ヶ月後

カオルはある場所へ行こうとウォール・シーナの憲兵団本部の方まで足を運んでいた

ある部屋へ行くとカオルは少し表情を変えながら

カ「元気だった？」

と話しかけた

？「ボス！こっちに来るのは何年ぶりですか？」

カ「もう６年になるかな。ユリたちが亡くなって以来だから、にしても大きくなったねリード」

と話すと

リー「もう僕２０歳ですよ。」

カ「それだけ叔母さんになったんだな。私は」

リー「それいいに来たわけじゃなんですよね。」

カ「こいつの足取りをつかんでほしい」

と資料を出すと

リー「三十分だけ待っててください。すぐに出しますね」

カオルは屋上で外を眺めながら少し

昔のことを想いだし

悲しみに振れていた。