大切に思うからこそ満面の笑みで… (ページ22)

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イルゼの手帳ページ22

トロスト区では、調査兵団の精兵達が再び巨人の領域に足を踏み入れようとしていた。

ハ「あーもー焦れったいなぁねぇリヴァイ！」

リ「ダメだ。」

ハ「まだ何も言ってないんだけど」

リ「巨人の捕獲に協力しろ…だろ？そんなめんどうな事に付き合う暇はねぇ」

ハ「えぇー？…ミケはどう？」

ミ「…」

そっぽ向くだけ

ハ「いつも通り退屈な男どもの退屈な答えだね」

そういうとカオルは

カ「ハンジ、少し黙れ、」

エルヴィンの隣にいたカオルはエルヴィンに

カ「エルヴィンの言い分少しわかる気がする」

エル「納得してくれてこちらとしては嬉しいよ」

そういうとカオルもエルヴィンも真剣な眼差しになり

エル「第49回壁外調査を開始する！」

カ「総員前進せよ！」

透き通った声で叫んだ

ーーーーー

最初の拠点に着いた頃

ハンジとエルヴィンは何故か言い争ってた

カオルは近くにある森をじっとそのまま見つめていると

ミ「嫌な予感しかしないな。なぜ団長はここを拠点にしたのだろうか」

確かにそうだ、通常拠点というのは安全な場所を選ぶもの

だが、安全な場所など壁外に存在しない。

そうなると

カ「おそらく立体機動がすぐ使えるからだろうな。」

そう言いながら下に降りては

カ「ミケ分隊長はそのまま監視を続けていてください。私はエルヴィンに報告してきます。」

と言いながら歩き始めた

エルヴィンの所へ行けばハンジが飛び出して行ってしまった。

カ「近くに森がある。ミケ分隊長に監視をして貰っているが、嫌な予感しかしないらしい。ここから先に進
む気があるなら早めの出発が望ましいだろう。」

エル「了解した。」

そう言うとエルヴィンと共にカオルも外に出た瞬間

ミ「森だ！いるぞ！」

と言い

エルヴィンは即座に

エル｢総員警戒態勢に映れ！」

「分隊長！！1人では危険です！」

エルヴィンはハンジの姿を捉え

エル「リヴァイ、カオル頼んだ」

と言ってリヴァイとカオルは先へ進んだ