大切に思うからこそ満面の笑みで… (ページ17)

今日:3 hit、昨日:5 hit、合計:11,708 hit

17 ページ17

カ「いい加減にしろ」

ブレードを握ったままカオルは怒りの表情で話をし始めた

カ「無様なのは皆そうだ。くだらない駆け引きにも私には関係ない。だがな、私のかつての仲間もお前の仲間を殺したのは、エルヴィンか！？それとも訓練を見てこなかった私か？」

リヴァイの顔の近くに顔を近づけながら少し張った声で

カ「選択を間違えなければあの二人は生きていたか？」

リ「あぁそうだ！俺のくだらないプライドが・・・！！！」

そうあの時離れなければ・・・

カ「巨人だろうが！」

カオルは叫んだ

しばらく沈黙が続きカオルは静かに声を出した

カ「お前はあの壁の向こう側の景色を見たことがあるか？」

カオルは遠くを見つめながら少し悲しそうに声を出していて

カ「壁を作ってから１００年人類は一度も見たことが無い」

カオルは再びリヴァイを見て

カ「リヴァイお前はどうだ？あいつを殺して地下へ逆戻りか？」

優しい声だった力が抜けていくまるで『天使の声』

エルヴィンは再びリヴァイの方へ向き大声で

エル「我々は再び壁の向こう側の景色が見れるよう壁の外へ出ることをあきらめない！」

そして再び叫び

エル「調査兵団で戦えリヴァイ！お前は人類にとって・・・いや我々にとって必要な力だ！」

そういうとカオルは再び声を出し

カ「エルヴィンはあー言ってるがお前の自由だ『ここで朽ち果てるか』『我々と共に来るか』選択しは二つに一つだ」

悔いのない選択をしろそういっているように感じたリヴァイは
そういうとリヴァイはブレードを放し

リ「入ってやるよ・・・調査兵団へ」

と再び言ったカオルは手を放し
カ「後悔はするな。後悔はのちの判断を鈍らせる。私と同じようにはなるな」

と謎の言葉を残し馬にまたがった。