大切に思うからこそ満面の笑みで… (ページ16)

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エル「君らがほしがっていたのはニコラスに関する書類だな。」

そういうと封筒を一枚転がす

エル「遅かったな。今頃は総統のところへ届けられていることだろう」

その封筒とは

カオル自身も昔同じ依頼があった

一か月前・・・・

カ「調べていた情報だ。これであいつの横領に関する情報は全てだろう」

カオルは最初から不審に想っていたことを兵団に入ってから独自で調べていた。

それはエルヴィンも同じことだった。

カ「それとニコラスには同じように情報を流しておいた。近いうちに『奴ら』を使って行動に出るだろう」

そしてカオルの予言通りリヴァイ達を使って依頼してきた。

カオルは地下街へもぐると同時にニコラスの行動も探っていた。

ーーーーーーー
リ「そこまで知っていて、なぜ俺たちを兵団へ入れた？」

リヴァイは目を見開いたままそのまま話した

エル「一つはお前達が優れた戦力だからだもう一つは取引相手のお前たちを利用しニコラスに揺さぶりをかけるため・・・・」

だがもう必要なくなった・・・総統へ書類は届けられたから

エル「ニコラスは終わりだ」

そういうと離れていきリヴァイはそれでもって思いをしながらお構いなしにブレードに力をこめた

カ「・・・いい加減にしろ」

ここで初めてカオルの表情が変わったのを見えた

それが彼女の初めての『教育』だったのかもしれない
それは『怒りの表情』で