大切に思うからこそ満面の笑みで… (ページ2)

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2過去編ページ2

『お前に護るものはあるか』

昔・・・誰かがこんなことを言っていた

私にとってはどうでもいいこと

大切な人がいなくなる恐怖に怯えるくらいならば

最初から『作らなければ』いい

ここはある地下街

犯罪者や身分を隠したいものが集まってできた無法治外

売り飛ばされたもの

親を亡くしていき場を失った子供たち

そんな人たちがこの街にはゴロゴロいる

私もその中の一人・・・のはずだった。

カ「ユリ、頼まれてた仕事はどうなったの？」

そういうと真面目そうな顔をしたユリが

ユ「終わったわよ。荷物運びやっぱ外の世界はいいわね。いつか絶対住もうね。みんなで」

この子は親を亡くしていき場を失ってしまい訳が分からないままここに行きついたところを私が拾った。

ユリがそんなこと言ってると

「俺たちが暮らせる時は本当にあるのかな？」

と弱気になっているいかにもか弱そうなリード一応『男』だ

こいつは確か・・・いじめられてたんだよな。ほかの人たちにその時に助けたらなぜかついてきた。

ル「あるよ！あきらめたらそこで終わりだよ！希望を持とうよ！」

この子はルカ気の強い子だけど周りに気を使ってくれるいい子

この子は親に捨てられたおなかを空かせていて盗んでいたところを拾った

この三人は私のところにいつもいるまぁ拾ったんだから世話くらいはしないと

前に盗んだ時のこの立体起動装置意外と使えるわ。

迷い込んでいた、兵団から奪ったもの

独学とはいえある程度扱いはわかった

こんなので外の世界では『巨人』というものと戦っているのね

カ「今日の依頼は、この後聞くことになってる三人とも準備して」

そういうとコーヒーを飲み終えたカオルは一度自室に戻り着替えをして残りの三人を待った

三人も準備を終え、依頼を聞きに行こうと入口の近くまで来た

そうするといかにもお偉いさんの姿であろう馬車に乗っていて顔は見えなかった

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依頼を聞き終えると家に戻り深く考える

依頼内容はいたって簡単『ある人を殺してほしい』

ある人とは・・・・