「BLST」を裏切った妹は・・・・・「NANA」

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ナナと蓮は無事に結婚



結婚式は小さく行った



トラネスとブラスト


そして会社関係者たちのみ



澪も親族席からヤスとノブで見守った



あれからことが落ち着いて


今の二人がいる



なんだかんだ喧嘩して


なんだかんだ仲良くやっているみたい



それはノブも同じだしタクミも同じ



喧嘩しないカップルはいないんだって初めて思うくらい


私たちは喧嘩しない


それがちょっともどかしいけど


それ以上にヤスが大人すぎてついていくのに必死になっている

自分がいるのだから


喧嘩なんてしている場合じゃないんだよな・・・・



落ち着いたら私もナナみたいに結婚式あげたいな・・・・なんて思っていると


広場にて宴会が始まった


ヤスやシン、ノブと私だけのコンサートやトラネスのコンサート

ファンからしたらどんな手を使ってでも入りたい場所なんだろうな


と思いながら見つめていると電気が一気に落とされる


なんかのサプライズかなって呑気にワインを飲んでいると


私のところだけライトアップ


正確に言うと私の席が真ん中に近いから

私の近くにライトアップされているんだけど・・・・・・


この時間ってブラストリーダーであるヤスの挨拶の時間だよな・・・・・・


なんて本当呑気に考えていると



ヤスの声が聞こえてきた

「本日はお越しいただきありがとうございます。そして二人ともおめでとう。やっと肩の荷がが降りたと思うと安心ですが・・・・・」


と挨拶が進む


そして


「最後にこの場を借りて申し上げたいと思います・・・・・・



澪出てきてもらっていいかな」



確かこの後二人でおめでとうって言うんだっけ

段取りを組んでいたシュミレーション通りに動かないとって動くとヤスはいきなり私の方を向いて


何かを言い始めた



「まぁいろいろ長旅だったけど、付き合う時俺は消えないって言ったこと覚えてる？」


いきなり何を言い出すかと驚きながら聞いているけど


「そうだね」
と素直に答えた


ヤスは微笑みながら


「永遠に消えない為にも・・・・・・このプレゼントを受け取ってくれますか？」


と小さい箱を私に渡してきた



そして中を開くと小さな輪っかに少し大きいダイヤがついている・・・・・つまり婚約指輪・・・



「え、え？指輪？それって・・・・」



「そう言うことだよ澪」


この時思った


あぁ私って幸せもんだって


そして泣かされてばかりだヤスには

「喜んで」

涙いっぱいにヤスに抱きついたんだ

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