『曇天に笑う』・・・・・・・・・・・・・・『ここは俺たちの領域だ』

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水「・・・・・犲か？」



牡「・・・・はい」


天「・・・・・俺にこんな話をするなんざ犲側(むこう)の人間じゃねぇな？」

牡「はい、どうにか器からオロチを切り離せる方法を探しているのですが。。。。」

水「無理だな。それができたならとっくにしている」


天「昔は封印でなんちゃらできたらしいが今はいまいちその記述ものこってねんだよな？姉貴」


水「あぁ・・・」


残ってないのは・・・私が燃やしたからだ。

大蛇の器を封印するだけじゃだめだこの世代でもう・・・・・永遠に無いように・・・


牡「天火様・・・・水地様私に協力させていただけませんか？」


今はひとりだが・・・・必ず役に立つ・・・か



水「私は関係ない。そこにいるバカに言え」


天「バカって！姉貴ヒドイ・・・でも頼むわ」


牡「信じて下さるのですか？」


天「巻物・・・持ってたしな曇家の人間しかもっていないはずの巻物・・それにあんたの瞳は揺れなかった偽りのないその言葉まさに信念を貫きそうとしている瞳」



水「なら話は終わりだ。だがその巻物はこちらで預からせてもらう」


天「おい。姉貴・・・いくら姉貴だろうと俺も当主だ」


水「よくそんなことが言えるな〜天火・・・一度も勝ったことがないやつが粋がってんじゃないよ」


と外に出ると・・・


水「空丸・・・」


空「大蛇の器ってなんだよ。・・・なぁ・・・兄貴！姉貴！」


水「そら・・天「な〜に盗み聞き？いやらしぃ〜わぁ〜」

と話をそらそうとしているようだが・・・

空「・・・・置いてくなよ・・・」


天「・・・」


空「俺・・・強くなるから」

俺はそんなに頼りない？だったら強くなるから・・・



強くなるからだからもう少しだけ其処にいてくれ・・・・二人とも

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「獄門処の噂？」


「ここ数年で罪人がひそかに集めているものがあるらしい」


〜獄門所に入る科人はある物を持ってくるべし〜


蒼「あくまで噂だからな警察は動かないだろう」



鷹「なら俺たちが動くか？」


蒼「いや下手に動くのは立場上まずい罪人を拷問しようもここまで不確かじゃぁーな？」



それより外が・・・・



蒼「あやつは・・・」



『犲の隊長さん！お願い申し上げます』

・・・・・



『俺に剣を教えてください！』

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