かわれました 23 ページ24
Aside
Aちゃん。
といつも通りパパの声で目が覚めるかと思ったが今日は違った。
いつもと違う声に、眠たい目を擦りながら見上げるとそこには太宰さんが居た。正直、驚いた。パパ以外には起こされるの初めてだし、こんな朝早くから太宰さんに会うのも初めてだから。
A『パパは?』
太宰「あぁ、森さん、今は仕事中なのだよ。だから僕がここに居るってことさ。」
と、スラッと説明されて驚いた。
それと同時に、パパ...また仕事忙しくてあんまり会えなくなるのかな。と寂しさもあった。
すると太宰さんは何かを感じとったのか、大丈夫だよ。今日は夕方くらいには帰ると言っていたよ。と、頭を撫でながら言ってくれた。
そういえば、と太宰さんは続けた。?を浮かべていると
太宰「森さんが...今日迎えに来て欲しいと言っていたよ。Aちゃんに早く会いたいから、って言っていたけど大丈夫?」
と聞かれ、私は少し顔を歪めてしまった。
そう言ってもらえるのは嬉しいし、私だって迎えには行きたい。怖いとかじゃないけど、数年も外に出てないからか、外という言葉すら、全くの別世界の言葉に感じた。
A『太宰さんも一緒ですか?』
と聞くと、もちろんじゃないか!そう即答され、その後にふふふっと笑われた。
太宰「大丈夫だよ。何かあれば森さんが守ってくれるさ。僕だって居るし、ね?」
そう言われ、しぶしぶという感じだが小さく頷いた。
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彩乃(プロフ) - めっちゃ面白かったです!続き楽しみにしてます!! (2021年9月18日 21時) (レス) id: e9609c3893 (このIDを非表示/違反報告)
さくら - すごく面白いですね!楽しみにしています。 (2021年8月5日 23時) (レス) id: ca65bd19a8 (このIDを非表示/違反報告)
ロザリー - 面白くて一気読みしちゃいました!続き待ってます! (2021年7月30日 16時) (レス) id: c0377d5875 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:(Magao) | 作成日時:2021年6月11日 3時