かわれました 19 ページ20
Aside
私もおはよう、パパ。と返した。
A『太宰さんは？』
森「太宰くんは用事で結構前に行ってしまったよ。もう夜だからね。」
そう、カーテンで厚く厚く閉められた窓をパパは見つめ、言った。そして夜と言われそんなに寝てたんだ。そう思いながらパパ握られてない方の手でまだ重たい眉を擦った。
パパは握っていた私の手を離すと頭を撫でてくれた。それに頬を緩ませ目を閉じた。次にパパは手を櫛のようにし、私の長い黒髪を梳いた。一通り弄り終えたのか頭をスっと撫でて、金髪にしてみようか？と聞いてきた。
金髪？いきなりどうして？そう思ったが、パパがしたいなら良いよ。と答えると、髪が傷んでしまうからやめておこう。と残念そうに言った。
私は生まれてきて髪を短くしたことは1度もないし、結んだり、弄ったりしたことも無いけど。手入れだけはパパがしてくれた。今みたいに少し髪を梳いてくれたり。この時間が好きだったけどパパはパッと手を離し、さぁパパはちょっと寂しいけど、もうちょっと身体を休めなさい。
そう言うとまた最後に頭を撫で、ベッドから立ち上がり部屋の電気を消し私に手を振ると扉を閉めた。
さっきまで寝ていたからか目を閉じると案外直ぐに眠りについた。
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彩乃(プロフ) - めっちゃ面白かったです！続き楽しみにしてます！！ (2021年9月18日 21時) (
レス) id: e9609c3893 (このIDを非表示/違反報告)
さくら - すごく面白いですね！楽しみにしています。 (2021年8月5日 23時) (レス) id: ca65bd19a8 (このIDを非表示/違反報告)
ロザリー - 面白くて一気読みしちゃいました！続き待ってます！ (2021年7月30日 16時) (レス) id: c0377d5875 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：（Magao） | 作成日時：2021年6月11日 3時
