かわれました 17 ページ18
Aside
ごめんなさい...と困惑しながらも答えると、パパに嘘はなしでしょう!?と泣き真似のようなことをしながら言うから物凄く申し訳なくなった。
するとパパは私を抱きしめると、太宰くん。ちょっと来なさい。と冷めたような声で言ったのでパパの顔を見ようと思ったが強く抱きしめられていて動けなかった。
パパは私をソファに座らせた。太宰さんが私の横に座ると目を細めて太宰さんを見た。でもすぐにいつもの表情に戻ると、パパは椅子に座り、机に両肘を付いた。そして、いつからAちゃんと?と太宰さんに聞いた。
太宰「数ヶ月くらいだったと思いますよ。」
一瞬しん、と静まり返ったがパパは私を見て、数ヶ月!?そうなのかい!?と慌てたように聞いてきた。
A『うん。太宰さんと、パパには秘密って約束したから』
森「パパより太宰くんが良いのかい...?」
と少しだが悲しそうな顔で言ったので私も言葉につまり、そんなことないよ。パパが1番。そう言うと嬉しそうに顔を上げAちゃぁぁん!と声をあげた。
それから少し経ち、 太宰さんはパパの机の前に行き2人で話をしていた。
太宰さん。これから来ないのかな。パパも怒ってるし、悪いことしちゃったかな。なんてネガティブなことを考えていたが気分を晴らそうと思い新しく絵を描くために紙に手を伸ばした。
スーッとした感覚がした。
あ、指切っちゃった。そんな痛くないからわかん
ドクンッ
そう、心臓が嫌な音を立てた。え...そう声を零したと同時に、冷や汗がぶわっと出て、息を詰まるのを感じた。
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彩乃(プロフ) - めっちゃ面白かったです!続き楽しみにしてます!! (2021年9月18日 21時) (レス) id: e9609c3893 (このIDを非表示/違反報告)
さくら - すごく面白いですね!楽しみにしています。 (2021年8月5日 23時) (レス) id: ca65bd19a8 (このIDを非表示/違反報告)
ロザリー - 面白くて一気読みしちゃいました!続き待ってます! (2021年7月30日 16時) (レス) id: c0377d5875 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:(Magao) | 作成日時:2021年6月11日 3時