かわれました 15 ページ16
Aside
次の日の昼に太宰さんは宣言した通り新しい人を連れてきた。私より少し背が高いくらいの人で、そんなに歳は変わらないと思うし当たり前かな。なんて思いながらまた太宰さんが、横の人を中也。私にAちゃん。と代わりに教えてくれた。
「中原中也だ。で?俺はこの餓鬼の玩具になれってか?」
と中原さんは太宰さんに嫌そうに聞くと太宰さんは物凄くにこやかに、そうそう〜当たり前でしょ?と両手を合わせて言った。中原さんはそれに、何抜かしたこと言ってんだ手前!と怒鳴りつけた。
言い合いをしてるのを見て仲が良いんだな。そう思い座って2人の話を聞いていた。すると
中原「てか、この餓鬼なんなんだよ。ンで首領の部屋に?」
太宰「ん〜、この子はね、」
と、私をチラッと見ると笑いかけ、森さんの娘。となんでもないようにヘラっと言った。
そう言うと中原さんは椅子から音を立て、立ち上がり、む、娘!?と私をガン見した。
そんなに驚くことか?そう思い首を傾げ、2人を見た。
太宰「驚いた?この反応が見たかった。」
そう言うと私を抱き上げ、そうだよ。ほら。と中原さんの前に差し出した。
中原「似ても似つかねェな...」
太宰「でしょ?いや〜ホントに可愛いよね〜」
と、私の頭を撫でてくれた。私が頬を緩ませてる間も中原さんは気難しそうな顔をし、私の顔を見ていた。
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彩乃(プロフ) - めっちゃ面白かったです!続き楽しみにしてます!! (2021年9月18日 21時) (レス) id: e9609c3893 (このIDを非表示/違反報告)
さくら - すごく面白いですね!楽しみにしています。 (2021年8月5日 23時) (レス) id: ca65bd19a8 (このIDを非表示/違反報告)
ロザリー - 面白くて一気読みしちゃいました!続き待ってます! (2021年7月30日 16時) (レス) id: c0377d5875 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:(Magao) | 作成日時:2021年6月11日 3時