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第30話 タイムリミットは目前
重岡side
重岡「?何してんの?」
ジーパン捲し上げとるけど、ただの脚やん。
このおっさん、脚細いな。
小瀧「うわ!なんやこれ!?」
智洋「どうなってんの!?」
え?
何何何何何?
『やっぱりな。見えてへんのやろ?』
重岡「やから、何が?」
俺だけがおかしいのか?
小瀧「見えへんの!?その脚、木で出来てるやん!!」
智洋「まさか、ピノキオ!?」
『おお。坊主賢いな。』
状況が掴めん。
『今の名前は渋谷す ばる。俺だって、最初は信じてへんかった。』
濃い話になりそうやから、
学校はサボってしまおうと、
のんちゃんは学校に連絡を入れた。
す ばるさんの話によると…
渋谷「夏が終わりかけた頃やったな。サイパンで海眺めとったら急に脚が痛なってきて、見たらこの有り様や。」
俺には普通のスネ毛生えた脚やけどな。
渋谷「医者に診せても異常なくて、ダメ元で島のイタコに見せたんや。ほんなら、あと数日で全部木になるって。助かるには、故郷の呪いを解くことやって。」
智洋「夏の終わりって、しげの誕生日やん!俺が大阪まで会いに行った日。」
重岡「あぁ。突然、息子です!って言われて、頭おかしいの来たと思ったわ。」
渋谷「息子?…………おまっっっ!あん時腹の中にいた子供か!」
あまりの驚き様にコーヒーをこぼしかけた渋谷さん。
重岡「いや。待って。驚きたいのこっちの方なんやけど。」
小瀧「もしや、エマって人もご存知なんですか?」
渋谷「知ってるも何も、あの森から脱出できたのは俺とエマだけやで!」
そんなまさか。
エマは実在した。
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るびぃ(プロフ) - 渡海さん» ありがとうございます!おとぎ話がベースとなるので、元ネタが面白かったので、あとは上手く書けるかこれからも頑張ります! (2021年9月10日 8時) (レス) id: a7df9901fc (このIDを非表示/違反報告)
渡海 - 初めまして。めちゃめちゃ面白いです。元ネタを知らないのですが、逆にワクワクします。お話も面白くて最高です!これからも楽しみにしております。 (2021年9月9日 18時) (携帯から) (レス) id: f6711a1d35 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:るびぃ | 作成日時:2021年9月5日 22時