おツボネさんの恋愛模様 (ページ41)

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横山side

薄暗い部屋に、Aと二人きり。
お義父さんと男同士、腹を割って話したら、
吹っ切れた。

今日は満月。

俺は狼になる。

『え？主任？どういうことですか！？』

横山「だから主任やなくて名前で呼べや。」

『ゆ、裕？どういうこと？』

横山「安田さんの元には帰さない。」

Aを押し倒す。

『こ、ここで？』

横山「しっ。静かにせんと、みんな起きるで？」

『ちょっと待って。』

Aが慌てて写真立てを倒す。

『兄には見せられない。』

横山「これでやっと二人きりやな。」

唇が重なる。

長く、長く重ねる。

舌が絡み合う。

舌でAの首筋をなぞる。

『んん...』

寝間着のＴシャツの上から、
胸の膨らみを撫でる。

『んあっ。』

突起を弾くと固くなる。Aの声が漏れた。

まくり上げ露になった乳房を吸うと、ビクッと体が跳ねた。

横山「ほんまはな、独りなってからずっと好きやってん。」

『...え？...んっっっ』

下着の奥にある蜜の中に、
中指を挿しながらAに言う。

横山「７年、言えなかった。意気地の無い男やねん。」

『そんなこと...はぁ...ない...です。』

また、唇を奪う。

横山「だから、せめてAの前ではスーパーマンでおりたかった。」

下着を脱がし、俺も生まれたままの姿になる。

横山「これでも俺のこと、カッコええと言えるか？」

反り立った自身をAに咥えさせる。

奥に入りすぎてえずくA。

『げぇ...最低です。』

横山「せやな。」

『でも...好き。』

今度はAの意思で、自身を舐め始めた。

横山「くっ...あっ...」

もう、限界や。

Aの口から自身を抜く。

横山「A、ごめんな。愛してる。」

頷くAを合図に、溢れる蜜の中に裸の自身を滑り込ませた。

『あっ、ゴム......あっあっ』

横山「そんなもんいらん。」

速度を速める。

親に聞かれまいと声を我慢するAがかわいい。

もっと早く、こうしたかった。

絶頂はもう近い。

横山「中に...出すから。」

『本...気...なの？』

横山「ずっと本気や...あっ..イク...」

身も心も欲望も、総てをAに吐き出した。