きゅう ページ10
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今日、場地くんが学校を休んだ
席替えで席は変わったものの、友人として気になる
『あの、松野千冬くんいる??』
《千冬なら休みだよ〜!》
『あっ、そうなんだ、ありがとう!』
松野くんも休みなんだ...
帰りに寄ってみよう
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授業が終わり、場地くんの家に着いてインターフォンを押すと
『場地くん、Aだけど...』
ドアから出てきたのはこめかみに刺青が入った大男
堅「あぁ?誰だよ...女?」
『...ま、ちがいま、、、した』
堅「でもお前場地って...」
『っ!!!』
「A!!悪い、ドラケン中入っとけ...」
無理矢理その男の人を部屋に押し込めて強く抱き締めてくれた
『はぁっ、はぁっはぁ...』
「大丈夫だ、ゆっくり呼吸しろ」
背中をさすってくれてしばらくして落ち着いた
『もう大丈夫...ごめんね』
「すまねぇ、俺のダチなんだ。許してやってくれ」
『気にしてないよ、それより、大事なお友達でしょ?戻らなくていいの?』
「Aもあがれよ」
『えっ、いや大丈夫だ...よ!』
帰ると言いかけた途中で家の中に引かれた
『お邪魔します...』
万「誰だおま「マイキー!ちょっと。」あぁ?なんだよ」
多分家にいるふたりに私の状況を説明してくれてるんだと思う
堅「いやー、ごめんね、Aちゃん」
手を合わせて謝ってくる龍宮寺くん
『いやいや、こちらこそすみませんあんな姿を...』
万「そんなのどーでもいいけど、2人付き合ってんの?」
「『はぁ!?/えっ!』」
「ちげーよ!!!マイキー!」
『そそそ、そうですよ!』
もう、佐野くんは出会って早々爆弾落としてくるじゃん...
そんな話も一段落して、みんなでお茶を飲んだ
『3人は古い付き合いなんですか?』
万「俺と場地は幼なじみ!」
堅「俺はボチボチだな」
松野くんもだけど、場地くんの周りには厳つい見た目の人ばかり集まってる気がする...(鈍感)
万「今日の集会、20時からだったよな?」
「あぁ。」
『お出かけ?』
「そんな感じだ」
万「エマ連れてくっから来ればいいじゃん」
「来たいか?」
『いいの??』
堅「そっちの方がエマも喜ぶ」
この時の私はまだ知らなかった
集会が、どのようなものかを。
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ぶーちゃん - 本誌でもこの結末だったらいいのに……場地さん(涙) (2021年6月22日 21時) (レス) id: 8ea28e9cbc (このIDを非表示/違反報告)
あまね(プロフ) - イヤァァァ完結したァァァ(´;ω;`)嬉しいけどぉおぉぉぉ←情緒不安定かな (2021年6月13日 22時) (レス) id: 1a6dd63888 (このIDを非表示/違反報告)
うみうみさん(プロフ) - ぎゃー!!!!場地さんに忘れられているだとぅ!?!?次が楽しみです笑笑 (2021年6月11日 11時) (レス) id: c8b3fa48a0 (このIDを非表示/違反報告)
Noah(プロフ) - 更新される度にとても楽しみに見ています。まさに青春、純愛で、少女漫画を読んでいるような気持ちになります。とても好きな内容です!好みです!なのでどうか場地を死なせない方向でお願いしたいです!応援しています! (2021年6月9日 20時) (レス) id: a360968406 (このIDを非表示/違反報告)
ぴぴ - 毎日楽しく読ませて頂いております!場地くん死なないで欲しいです!このまま幸せな感じで続いてもらえたら嬉しいです!無理のない程度ににこれからも更新よろしくお願いします。 (2021年6月7日 0時) (レス) id: 98fa69bfb8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:maa | 作成日時:2021年5月30日 22時