純愛【場地圭介】

にじゅうろく ページ29

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｢マイキー！ドラケンは？｣


万｢今、手術中だ。｣


エ｢Aちゃんっ、どうしよ...私...｣


『エマちゃん、大丈夫...きっと大丈夫...』




涙が止まらないエマちゃんの背中を撫でることしか出来なかった


手術中のランプが消えてお医者さんが出てきた




《...一命はとりとめました。手術は成功です》




武｢しゃあぁああ！！！！！｣


エ｢Aちゃんっ...うわぁぁああああああん！！｣


『エマちゃんっ！！良かった、ほんとによかった...』




三ツ谷くんに連れられて外に出たときにはもう日付が変わって8月4日になっていた








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あの日病院にいた花垣武道くんと話し、その彼女の橘日向ちゃんとも仲良くなった


でもなんか花垣くんは初対面でやけに親しく話し掛けてきて少し驚いた笑


コミュニケーション力すごいんだね...









次の週、女の子3人で遊び行くことになって、お出かけした




エ｢Aちゃん、どっちがいいかな！｣


日｢エ、エマちゃん...恥ずかしいよ.../////｣




私たちがいるのは某下着ショップ




エ｢うーん、ヒナにはどっちがいいかな...｣


『血色がよく見えるから、こっちがいいんじゃない？』


日｢ふたりとも私の話聞いてる！？｣


エ｢それいいかも！ヒナ、タケミっちがグッとくる下着にしなきゃ！｣




これは決定ね！と言ってカゴを取りに行くエマちゃん




日｢Aちゃんは彼氏いるの？？｣


『うん！東京卍會の場地圭介ってわかるかな？』


日｢うーん、ヒナまだ東京卍會のことあんまり知らないんだ〜...｣


『そっか、じゃあ今度紹介するね？』


日｢うん！楽しみにしてる！！｣


エ｢わー！エマに内緒で話してる！｣


日｢エマちゃん...その手に持ってるの何...？｣




真っ赤でレース仕様になってる下着を持ってきたエマちゃん




エ｢2つ目はこれ！！｣


『セクシーじゃん笑』


日｢もうっ、ふたりともやめてよ〜！｣




顔が赤くなるヒナちゃんが可愛すぎた




エ｢Aちゃんはなんか買わないの？エマも買おうかな｣


『うーん、最近ブラきついから変えよっかな...』


エ｢えっ、ちょっとそれは聞き捨てなりませんなぁ？｣


日｢え！Aちゃん、そういう事したの！？｣


『ヒナちゃんどストレートすぎ！！』




自爆したことを後悔しながらサイズを測って1着買った


ヒナちゃんは2着、エマちゃんも1着買ってお店を出た




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