にじゅうさん ページ26
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※少々ピンクです!苦手な方はUターンしてください!
場地圭介side
『圭介〜!お待たせ!』
『圭介、今日の格好、どう??かわいい?』
『待って圭介、今日バイク乗らないよね?』
最近、露出が激しい気がする
肩出しの服とクソみたいに短ぇスカート、高めのヒール
髪もかきあげて化粧もバッチリ
背も高いせいか、その辺の大学生よりも大人っぽい
「おい、最近なんでそんな露出激しいんだよ」
『え?もうすぐ夏だし、暑いじゃん?』
「今日の水族館やっぱヤメ。オフクロいねーし家行くぞ」
『えっ、なんで...』
目が急に潤いだすAに無理やりメットを被せて
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Aside
楽しみにしてた水族館を中止して家に行くと
『圭介っ!痛いよっ!!手!!!』
無言で階段を上り、ドアを開け、圭介の部屋へ入った
いつもの優しさは感じられず、乱暴だった
ドアを荒々しく閉めた圭介は、私を壁に追いやって
そのまま顔を近づけた
『んんっ...けい、しゅ.....』
息が出来なくなるほど深くキスをされた
苦しくなって胸板を叩くと離れた唇から銀の糸が伝った
足の力が入らなくてヘナヘナと床に座り込んだ
すると、圭介も座り込んで同じ目線になった
「なぁ、最近露出激しくねーか?」
『そっ、そんな事ない!』
「嫉妬して欲しいわけ?」
『違うっ!圭介以外の人、眼中に無いから!』
「じゃあなんで?」
真っ直ぐ見つめる瞳に嘘が付けなかった
『友達に...って言われた。』
「は?よく聞こえねぇんだけど」
『友達に言われたの!付き合って結構経ってるのにキス止まりで手出さないのは興味無いんだって言われたの!』
「.......はぁ...なんだよそれ...」
安心したかのように私の肩に頭を押し付ける圭介
そしてそのまま話を続ける
「俺は、大切に思ってるからで、Aを傷つけるつもりはなかった...悪い」
『...私も、ごめん...』
「なんならずっと前から抱きてぇと思ってるよ」
カァァッと顔に熱が集中するのを感じた
「なぁ、A。手、出してもいいか?」
彼は真剣な表情のまま、そう言った
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ぶーちゃん - 本誌でもこの結末だったらいいのに……場地さん(涙) (2021年6月22日 21時) (レス) id: 8ea28e9cbc (このIDを非表示/違反報告)
あまね(プロフ) - イヤァァァ完結したァァァ(´;ω;`)嬉しいけどぉおぉぉぉ←情緒不安定かな (2021年6月13日 22時) (レス) id: 1a6dd63888 (このIDを非表示/違反報告)
うみうみさん(プロフ) - ぎゃー!!!!場地さんに忘れられているだとぅ!?!?次が楽しみです笑笑 (2021年6月11日 11時) (レス) id: c8b3fa48a0 (このIDを非表示/違反報告)
Noah(プロフ) - 更新される度にとても楽しみに見ています。まさに青春、純愛で、少女漫画を読んでいるような気持ちになります。とても好きな内容です!好みです!なのでどうか場地を死なせない方向でお願いしたいです!応援しています! (2021年6月9日 20時) (レス) id: a360968406 (このIDを非表示/違反報告)
ぴぴ - 毎日楽しく読ませて頂いております!場地くん死なないで欲しいです!このまま幸せな感じで続いてもらえたら嬉しいです!無理のない程度ににこれからも更新よろしくお願いします。 (2021年6月7日 0時) (レス) id: 98fa69bfb8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:maa | 作成日時:2021年5月30日 22時