STAGE24 ページ25
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それからどのくらい経ったであろうか。
あまりの気迫に動けなくなった３人は、言葉を発することも出来なかった。
そんな中、2筋の光が空へ放たれた。
【三輪くん、作戦終了よ】
三「！？」
【太刀川さんと風間さんが緊急脱出したわ。
奈良坂くんと章平くんも撤収中よ。】
ー ｽｯ ー
その通信を聞いた三輪の顔色から、作戦が終了したことを悟り、Aは刃を下ろした。
貴『もう、戦う理由はないよね。
お疲れ様。
准、時枝くんも木虎ちゃんも、あと佐鳥くんと綾辻ちゃんにも、良くやったって伝えといて。
私は先に戻る。』
そう言うとAは基地に向かってその場を後にした。
出「三輪……後でAさんに謝れよ？
…さーて！負けた負けた〜(笑)」
三「……っくそっ！！！」
ーーーーーーー
ー ﾎﾞｰﾀﾞｰ基地本部 ー
鬼「一体どうなっとるんだ！！！
迅の妨害！ 精鋭部隊の潰走！ だが問題は何よりも…
忍田本部長！！なぜAと○山隊が玉狛側についた！！
なぜ近界民を守ろうとする！
ﾎﾞｰﾀﾞｰを裏切るつもりか！！！！」
忍「裏切る？
論議を差し置いて強奪を強行したのはどちらだ？
これ以上刺客を差し向けるつもりなら、
彼女たちだけではなく、
この私が相手になるぞ！城戸派一党！！」
唐「(…やはり怒らせたのは不味かったな…
強硬策ではなく、懐柔策を…)」
城「なるほど。ならば仕方がない。
次の刺客には天羽を使う」
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作者名：夢兎 | 作成日時：2017年10月5日 23時
