STAGE22 ページ23
_
迅「まったく…
仕方ない。プランBだな。
貸しｲﾁはナシだぞ。A」
貴『承知しました〜(笑)』
迅「さて、申し訳ないけど
太刀川さんたちにはきっちりと負けて帰ってもらう。」
貴『と、言うわけでよろしく、蒼也くん♪』
風「＜歌川、隠密戦闘を準備しておけ＞」
歌「＜え！でも、ｽﾅｲﾊﾟｰとの連携が取りずらくなりますが…＞」
風「＜いいから急げ！＞」
そこへ風刃の斬撃が飛ぶ。
そして風間隊の2人は隠密戦闘にはいり、姿を消した。
迅「隠密ﾄﾘｶﾞｰか…！ A！」
貴『おっけー！』
そう言うとAは超ｽﾛｰの散弾をつくり周囲を埋め尽くした。
歌「うおっと！！Aさん相変わらずﾄﾘｵﾝすげぇな！」
風「気を抜くな！歌川！
いいのかA、太刀川が迅を追い込んでるぞ。」
貴『いいのいいの♪
私の仕事は蒼也くんのお相手だからねっ！』
風「普段からもう少し相手してくれると嬉しいんだがなっ…！」
貴『…え？』
その時、迅の手によって太刀川は負傷。
歌川は太刀川のフォローにまわっていた。
また、風間からのこの一言で一瞬Aにも隙ができた。
歌「風間さん！！！」
歌川が叫ぶと同時に、風間はAとの間を詰めて一瞬にしてAを押し込んだ。
貴『っく…！！！！』
そのままAは民家の中へ押し込まれ、風間は歌川の元へ向かった。
歌「風間さん！0本ですっ！！！」
迅の間合いに入って刀を交えたまま、スコーピオンで迅の足を固定し、風刃の残弾を確認すると風間は叫んだ。
風「太刀川！！！！」
太・風「……！？」
しかし、風間の左足と太刀川の右腕は風刃によって飛ばされた。
貴『いっててて……もー、民家に押し込むなんて酷いじゃないか、蒼也くん。』
迅「おいおいA、しっかり風間さんの面倒みてよ〜」
貴『ごめんごめん、油断した。』
太「…」
迅「あんた達は強い。黒ﾄﾘｶﾞｰに勝ってもおかしくないけど、
風刃と俺のサイドエフェクトの相性が良すぎるんだ。
悪いな。」
迅がそう言うと、2人は依然として戦闘状態を保ちながら迅を見据えていた。
貴『迅、私も次行くよ？』
迅「ああ。お前はｽﾅｲﾊﾟｰたちを先に片付けてくれ。
余裕があれば○山隊の援護も頼む。
ここは俺一人で十分だ。」
そう言い放った瞬間、再び戦闘が開始された。
_
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 101人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：夢兎 | 作成日時：2017年10月5日 23時
