STAGE49 ページ10
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ー基地東部 別地区ー
貴『【忍田さん!こちらA。これから他部隊の援護に行けるけど、どこ優先しますか!】』
【忍「そこからだと風間隊が近いな。Aは新型とその他のトリオン兵を排除しながら合流を急いでくれ。」】
貴『【了解!】………あそこにも1体!!!』
ーズバッー
白い新型トリオン兵はAのスピードに為す術もなく、破壊された。
貴『【…忍田さん、城戸さん、緊急時なので雪月花の使用の許可、もらえますか?】』
【忍「……いいだろう。城戸司令にも確認済だ…!!
だが、ひとつだけ。………無理はするなよ。」】
貴『【…了解。ありがとう忍田さん。】…さて…蒼也くんたちと早く合流しなきゃ!
…なんか凄く、嫌な感じするし…!』
Aはもしもの時にすぐ、黒トリガーを使えるようセッティングをし、風間隊の元へといそいだ。
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ーアフトクラトル 船内ー
?「おいおい…もう2体もやられたぜ?
それにラービットとまともに戦えるやつが出てきたぞ」
?「いやはやこれは……
玄界の進歩も目覚ましい……ということですかな。」
?「大した事ねぇよ。ラービットはまだプレーン体だろが」
?「いやいや、分散の手にも掛からなかったし、なかなかに手強いぞ。」
?「我々も出撃致しますか?ハイレイン隊長。」
ハ「いや、お前達が出るのは玄界の戦力の底を見てからだ。
慌てることは無い。卵はまだ、沢山ある。」
アフトクラトルからやってきた彼らは、冷静にボーダーの戦力を分析していた。
?「玄界の猿相手にビビりすぎ何じゃねーの?隊長さんよ!」
?「口を慎め○○ドラ。上官に対して無礼だぞ。」
エ「あ? てめぇこそ誰に口効いてんだ? 雑魚が。」
?「ほっほ……いやはやおふたりにケンカされては船がもちませんな。」
エ「…っち。イライラするぜ!このクソ狭めー船はもううんざりだ!
なぁ、俺を出せよハイレイン!
玄界の兵なんざ、俺一人で皆殺しにしてやる!」
?「皆殺しはともかく、確かにそろそろ身体を動かしたいものだな。
兄……いや隊長。」
ハ「もう少し我慢しろ。
もうすぐお前たちの出番はくる。…ミラ。」
ミ「はい。
次の段階へ進みます。」
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作者名:夢兎 | 作成日時:2017年10月10日 23時