STAGE70 ページ32
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エ「(このオレが……玄界の猿……しかも雌猿なんぞに……)」
貴『…さて。貴方通信室で何人に重傷を負わせたか、分かってる？』
Aの顔は笑顔だったものの、声色は依然として怒りに満ちていた。
【忍「A、ご苦労だった。そいつは捕獲しろ。捕虜として扱う。」】
貴『【了解。】…だってさ♪』
ーｷｨｨｨﾝー
貴『！？』
ミ「回収しに来たわ、○○ドラ。
派手にやられたようね。」
貴『…こいつも黒トリガーね…』
Aは突然現れた黒トリガー使いであろう女を見据えていた。
ミ「…あら、ごめんなさいね。」
するとミラは○○ドラの"手"だけを回収した。
エ「な！！！！」
ミ「回収を命令されたのは黒トリガーだけなの。
あなたはもう用済みよ。」
エ「ふ…ざけ…な！！おい！！！ミラ！！！！」
諏「っ…(おいおい…仲間割れかよ…)」
笹「(このまま逃がしていいのか…！？)」
ーﾄﾞｽｯー
エ「！！！」
貴『っぐ…！！！！』
ミ「あ、そうそう。そちらの方には少し大人しくして頂かなければならないの。
少し不便でしょうけど、我慢してくださいね。
…さよなら。○○ドラ」
ーｷｨｨｨﾝー
ミラは黒トリガーを回収すると、○○ドラを始末し、同時にAの左足を串刺しにした。
そしてそのまま門の向こうへと消えていった。
諏「Aちゃん！！！！」
笹「Aさんっ！！！」
【風「！！！！！」】
貴『…っ。大丈夫…。
まだ……動けるっ！！！』
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作者名：夢兎 | 作成日時：2017年10月10日 23時
