STAGE50 ページ11
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貴『!!!?本部が……本部を狙ってくるなんて…とことん戦争する気っ?!!!』
Aの視線の先には、本部基地に向かっていく自爆型トリオン兵、イルガーの姿があった。
ードッ…ー
貴『!!』
ーーーーー
ー本部基地ー
沢「自爆型トリオン兵接近!!」
鬼「砲台全門撃ちまくれ!!」
沢「1体撃墜!!もう1体が来ます!!」
忍「衝撃に備えろッ!!!」
ーーーーーーー
ー本部基地東部ー
貴『……さっすが鬼怒田さんっ!!!
これも千佳ちゃんのおかげかなっ!
…でも続けて3体………(今からじゃグラ○○○ッパーをつかってもあそこまで行くのは間に合わない…っ)』
付近のトリオン兵を殲滅しつつ、風間隊のところへ向かっていたAは戦いながらも本部基地を気にして基地上空を見上げた。
すると本部からの射撃で1体撃墜した所だった。
貴『…ハァ…ハァ………よし。(こっちを片付けなきゃ…。それにしても…切っても切っても沸いてくる……)
…向こうは』
再び視線を戻すと、そこには刻まれたイルガーがゆっくりと落下、上空で消滅したところだった。
貴『…っ!!
太刀川さんっ!!』
ーーーーー
ー本部基地南西部ー
○「基地は大丈夫だ!太刀川さんが爆撃型を墜とした!!」
遊「タチカワさん……?迅さんのライバルだった人か」
修「A級1位の…!!」
遊「自爆モードのイルガーを切って墜としたのか。
しかも普通のトリガーで…………すごいな。」
修「空閑から見てもやっぱりすごいのか?」
遊「自爆モードはかなり頑丈になるからな
こないだみたく、引ずり墜とす方がまだ楽かもしれん。」
木「…!!(…じゃあ…あの時私を助けたのは…!)」
その時、木虎は依然自身が対峙したイルガーとの1戦を思い出していた。
【忍「○山隊。通信が乱れてすまなかった。新型を仕留めたということだったな。
よくやった。引き続き新型の殲滅をよろしく頼む。」】
修「【忍田本部長!!!玉狛支部の三雲です!!ぼく達をC級隊員の援護に向かわせてください!!!】」
【忍「C級隊員の…?」】
修「【避難が進んでいる地域ほど、防衛は後に回されると聞きました!その地区には、ぼくたちのチームメイトがいます!】」
【忍「そうか……よし、わかった! 玉狛の隊員は別行動で…」】
【城「待て。」】
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作者名:夢兎 | 作成日時:2017年10月10日 23時