青春学園の甘えん坊 (ページ45)

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お話し（45）ページ45

やっと合宿所についた。
幸村「お帰り、吹雪。」
ただいま。
幸村「すごい、野菜だね。」
うん、野菜貰ったの。今日の夜、天ぷらと煮物にするの。今から、準備してくる。
幸村「練習には、間に合うんだよ。」
うん。

さてと、まず野菜を洗わないと。今日の遠野さん、少し可愛いかったな。サラダも作ろう。
石田「吹雪はん、手伝いましょうか。」
あ、銀さん。それに、白石君。
白石「手伝いに来たで。」
ふふ、ありがとう。
石田「ぎょうさん、貰いましたね。」
こんなにあっても、すぐに無くなるよね。皆んな、よく食べるから。
白石「そう言えば、遠野先輩なんだか機嫌良さそうだったよ。」
あとで、一緒にテニスするんだ。

高校生達とテニスすると、いろいろ学ぶことがあるから。
白石「吹雪と平等院先輩、どっちが強いんやろな。」
石田「予想もつきませんな。」
遠山「そんなもん、姉ちゃんや。」
あ、金ちゃん。
遠山「姉ちゃんが、強いねん。」
1度、戦ってみたいな。
白石「それは、楽しみやな。」
ふふ、そうだね。
白石「ところで、金ちゃんは何しに来たんや？」
遠山「姉ちゃんが、付き合ってるて聞いたんや。」

金ちゃん、誰に聞いたの？
遠山「高校生の眼鏡の兄ちゃん。」
三津谷さんだね。
遠山「そうや、その兄ちゃんや。」
いろいろと誤解してるな。
遠山「姉ちゃん、付き合ってるか？」
安心して、金ちゃん。私、付き合ってないよ。
遠山「ほんまか。」
うん。
遠山「安心したわ。」
あとで、話を聞きに行こう。
白石「吹雪、そろそろ時間やで。」
そうだね、練習しに行こう。

遠山「姉ちゃん、一緒にやろうや。」
ごめんね、遠野さんと練習する約束したから。
遠山「嫌や、姉ちゃんとやる。」
金ちゃん、次は一緒にやろうね。お利口にしてたら、あとで金ちゃんの好きな物作ってあげる。
遠山「ほんま？」
うん。
遠山「なら、我慢する。」
ふふ、お利口さん(ナデナデ)
遠山「ウチ、姉ちゃん好きや。」