青春学園の甘えん坊

お話し（04） ページ4

パンダ、可愛いね。
不二「そうだね、可愛いよ(カツシヤ)」
もう、周助君。私じゃあなくて、パンダのことだよ。
不二「ふふ、分かってるよ。」
幸村「パンダも可愛いけど、吹雪も可愛いよ。」
あの、幸村君。さらりと、すごいこと言わないで。
幸村「俺は、本当のことを言ったのさ。」
国光君。
手塚「ああ、可愛いと思うぞ。」
私の顔見て言われても。
不二「次、どこ行こうか。」
コアラが、みたい。
幸村「じゃあ、見に行こうか。」
うん。

















パンダも可愛いけど、コアラも可愛い。あのコアラ、ジロー君見たい。
不二「あの、寝てるコアラだね。」
うん。
幸村「吹雪は、可愛い動物が好きなんだね。」
うん。でも、ライオンとかも好きだよ。
不二「吹雪、あそこで動物と触れあえるらしいよ。」
本当、行く。
手塚「吹雪、あまり離れるな。」
うん。
幸村「ここの動物、いろんな動物がいるんだね。」
うん。














(触れあい広場につく)
羊にアルパカ、ヤギと馬……たくさん、いる！
幸村「なんだか、小さい子みたい。」
ねえねえ、国光君。見て、ヒヨコが寄ってきた。
手塚「そうだな。」
可愛い〜。
不二「ふふ、囲まれてるね。」
あ、本当だ。モフモフしてて、気持ちいい。
不二「手塚も幸村も、囲まれているね。」
やっぱり、動物にもかっこいいて思われてるんだ。それと、心が優しい人のとこにも動物が来るらしいよ。
















アヒルの行列、可愛い。
幸村「ヒヨコも並んでるよ。」
可愛いな〜。動物て、見ていると心が癒されるよね。国光君、そう思わない。
手塚「そうだな。だが、お前を見ているだけでも………。」
うん？
手塚「なんでもない。」
不二「手塚、頑張って。」
幸村「吹雪、喉乾いてない？」
あ、少し乾いたかも。
幸村「じゃあ、飲み物買ってくるよ。」
えっと、ナンパには気をつけてね。
不二「さすがにないと思うよ。」
でも、後ろから見たら。女の子に見えたりするからさ、念のため。

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