青春学園の甘えん坊

お話し（20） ページ21

あ、ストラップなんて売ってるんだ。そうだ、3人でおそろいにしない？
柳「いいと思う。」
やった。どれにする？
弦一郎「ラケットの形があるぞ。」
本当だ、これにしょう。
柳「いろんな、色があるな。」
私が決める。柳君は、青色。弦一郎君は、緑色。
柳「吹雪は、桜色がいいと思う。弦一郎、どう思う」
弦一郎「ああ、俺も桜色だ。」











なら、これにする。
(お揃いのストラップを買う)
どこに付けようかな。
柳「カバンとか、どうだ。」
あ、いいね。そうするよ。
弦一郎「吹雪、疲れてはいないか。」
うん、大丈夫だよ。
柳「念のため、休憩した方がいい。」
大丈夫なのに。
柳「何か、飲み物を買ってくる。」
気をつけてね。












弦一郎君、立海はどうかな。赤也君は、しっかりやってる？
弦一郎「赤也の奴、練習をさぼる時がある。」
まあ、たまには休みたいよ。あ、弦一郎君。髪の毛に、花びらがついてるよ。
(花びらをとる)
ほら、取れた。それにしても、弦一郎君てさ。優しくて、好きだよ(ニコ)
弦一郎「な……。柳を探しに行ってくる。」
どうしたんだろう？それにしても、楽しいな。また、来年も来たいな。













男「ねぇ、そこのお嬢さん。」
なんですか？
男「良かったら、俺と遊ばない。」
ごめんなさい、友達と来てるので。
男「いいじゃん、行こうよ(手を掴む)」
嫌です、離してください。
男「大人しくしろ。お嬢さんが、悪いんだ。そんな、姿をしてるから。」
嫌。怖いよ。
？「何をしている。」
柳君、弦一郎君。
弦一郎「離してもらえるだろうか。」
柳「怒らせない方が、身のためだ。」
男「男持ちかよ。」
(男は、去っていった)












怖かった(涙)弦一郎君、柳君。
弦一郎「すまなかった、怖い思いをさせて。」
柳「怪我はないか。」
うん、大丈夫だよ。2人が、助けてくれたから。
柳「1人にして、すまない。」
怖かったから、ギューして。
柳「すまなかった(ギュー)」
もう、大丈夫だよ。2人とも、ありがとう。
弦一郎「もう、手を離さないからな。
うん。
弦一郎君、柳君。私、本当に2人が大好きだよ。
柳「ああ、俺達もだ。」
祭り、楽しもうか。

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