青春学園の甘えん坊

お話し（16） ページ17

(コートにて)
国光君、遅れてごめんね。
不二「告白されてたんだね。」
どうして、知ってるの？
不二「越前と桃城に聞いた。」
2人とも、いたの？
桃城「先輩の姿が見えたので。」
そうなんだ。
大石「返事したの？」
断ったよ。











菊丸「吹雪は、モテモテにゃ〜。」
そうかな？私よりも、いい人いるのにね。
手塚「練習を始めるぞ。」
はい。
(テニスの練習をする)
久しぶりだな、リョーマ君。テニス、上手いね。
越前「先輩、強いすね。」
3年になる頃には、きっともっと強くなってるよ。
越前「先輩を越してみますよ。」
ふふ、頑張ってね。星花火。
不二「僕の技。」














越前「負けた。」
いい、練習になったよ。
桃城「汗ひとつ、かいてない。」
不二「いつの間に、僕の技を覚えたの？」
海外に行っている間だよ。
越前「先輩、すごいすね。」
まだまだ、これからだよ。
菊丸「吹雪〜。」
どうしたの？
菊丸「今度の休み、お祭りがあるらしいよ。」
そうなの。
菊丸「近くの神社で、やるって。」
行こうかな。
越前「誰と行くんすか？」













柳君と弦一郎君を誘ってみたいな。
大石「聞いてみた方が、いいよ。」
うん。メール送っとくよ。
(携帯を触る)
桃城「先輩は、他の技もできるんすか？」
うん、見たことあればね。
海堂「3年の中で、誰が強いんですか？」
国光君だと思うよ。
不二「吹雪だと思う。」
菊丸「うん、吹雪にゃ〜。」
私より、国光君だよ。
大石「見てる限り、吹雪は手塚に負けた所見たことない。」














桃城「先輩、無敵すね。」
そうでもないよ。体調が悪いと、テニスも上手くいかないから。
河村「でも、すごいと思うぜ。」
ふふ、ありがとう。
越前「ところで、手塚部長は？」
あ、本当だいない。何か、用でもあったのかな？
不二「そのうち、戻ってくるよ。」
そうだよね。
菊丸「練習するにゃ〜。」
私も、マネの仕事しないと。
大石「それ、終わったら。この紙、見て。」
分かったよ。

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